• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

東京方言基礎語彙と諸方言との比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 59310059
研究種目

総合研究(A)

配分区分補助金
研究分野 国語学
研究機関東京都立大学

研究代表者

平山 輝男  都立大, 人文学部, 教授 (50086948)

研究分担者 久野 眞  秋草学園短大, 国文科, 講師 (20178023)
稲垣 滋子  国際基督教大学, 教養, 助教授
内間 直仁  千葉大学, 文学, 助教授
加藤 信昭  千葉大学, 教育, 教授
大島 一郎  東京都立大学, 人文, 教授 (80083228)
研究期間 (年度) 1984 – 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
21,900千円 (直接経費: 21,900千円)
1986年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
1985年度: 7,300千円 (直接経費: 7,300千円)
1984年度: 11,900千円 (直接経費: 11,900千円)
キーワード方言基礎語彙 / 波照間方言 / 石垣方言 / 与那国方言 / 東京方言 / フィールドワーク / 沖永良部方言 / 徳之島方言
研究概要

61年度は、59・60年度の成果と反省を踏まえて1.補充調査、2.与那国方言調査3.まとめを行なった。
1.補充調査八重山(波照間・石垣),東京(佃島・須田町)方言の補充調査を行なった。
2.与那国方言調査南琉球方言の中でも重要な与那国方言の方言基礎語彙の調査を行ない、南琉球方言の方言基礎語彙の調査を完成した。資料の収集・記述に際しては、調査地・都立大・国学院大学日本文化研究所において調査者全員による徹底した議論を行ない、調査者の個人的な特質による資料のばらつきを防いだ(例えば、八重山方言では母音の前の〔〓〕は音韻論的な対立は示さないが、具体音声として語頭では〔〓〕を伴う発音が優勢なので、音声表記には〔〓〓〓〓…〕のように書くように統一した)。与那国方言では、共通語化が進み古相が急速に失なわれつゝあるが、語形が共通語に似ているものに方言独自の意味分化がみられる。
3.3年間の成果のまとめ北琉球方言については、徳之島方言・知名方言・和泊方言の方言基礎語彙を約15,000枚のカードに整理した。南琉球方言の波照間方言・石垣方言・与那国方言と、東京方言の佃島方言須田町方言の方言基礎語彙の資料は、カードを作成中である。東京方言と琉球方言の基礎語彙の比較研究を完成させるための、方言基礎語の語形50音索引は、すでに完成している。項目別語形索引については、現在、作成中である。上記の資料・索引を検討して、東京方言基礎語彙と諸方言との比較研究を完成させる。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 平山輝男: 講座方言学(国書刊行会). 1. 1-20 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 加治工真市: 琉球の方言. 10. 1-24 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 久野マリ子: 琉球の方言. 10. 76-88 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 久野マリ子: 国学院大学日本文化研究所紀要. 58. 13-188 (1986)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 内間直仁: 国文学解釈と鑑賞. 52-2. 134-138 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書
  • [文献書誌] 杉村孝夫: 福岡教育大学紀要. 36-1. 1-11 (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi