研究課題/領域番号 |
59330017
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
商学・経営学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
野口 祐 慶応義塾大学, 商学部, 教授 (90051078)
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研究期間 (年度) |
1984 – 1988
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研究課題ステータス |
完了 (1988年度)
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配分額 *注記 |
8,300千円 (直接経費: 8,300千円)
1985年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1984年度: 5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
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キーワード | 技術先端産業 / 企業経営 / 地場産業 / テクノポリス |
研究概要 |
60年度の実績の特質は、一つは技術先端部門の個々の領域の類型分析の上に、それらの相互関係をシステム化分析したことである。そのため、分までの産業連関表や再生産論の枠組を組み替えたところで再整理しようとした。そこで新素材から始まり、エレクトロニス、産業ロボット、情報通信、バイオ、OA、医療産業の各分野を分析し、堀り下げた。その上、テクノポリスとの関連を明らかにした。その結果として整理されたものは次の通りである。 (1) 技術先端産業の個別的、体系的分析を整理した。 (2) 技術先端産業とテクノポリスとの相互関連分析を行った。 (3) 全国各地(北海道から九州まで)の技術先端産業の実態調査とその分析を行った。 (4) 各地域のテクノポリスが、どのように先端技術を取り込みつつあるかを整理した。 (5) 大都市の技術先端産業が、テクノポリスのそれとどのような関連があり、それが企業経営にどのような変化を与えているかを解明した。 (6) 技術先端産業と企業経営の変化を、全国的・産業的・地域的に分析し、それを総合的に整理し、分後の分析の基礎とした。とくにソフト産業との関係はますます重要となってきているのでハードの分野を明確におさえておくことに力点をおいたものである。
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