研究課題/領域番号 |
59390018
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
須沢 利郎 広島大, 工学部, 教授 (20034291)
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研究分担者 |
古沢 邦夫 筑波大学, 化学系, 助教授 (90015561)
高木 俊夫 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (00029943)
臼井 進之助 東北大学, 選鉱製錬研究所, 教授 (90006023)
近藤 保 東京理科大学, 薬学部, 教授 (70084415)
森本 哲雄 岡山大学, 理学部, 教授 (60032786)
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研究期間 (年度) |
1984 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
8,400千円 (直接経費: 8,400千円)
1986年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1985年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1984年度: 5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
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キーワード | 界面電気現象 / ミクロスフィア |
研究概要 |
1.共同測定 ち電位の電気泳動法による測定値の一致性を調べるため、特に測定装置及び個人差による検討を行った。また共通材料としても、単純なミクロスフィア粒子として、単分散性の良好なポリスチレン(PS)及びスチレン/スチレンスルホン酸ナトリウム共重合ラテックスを用いた。その結果各測定装置間での測定値の確度の向上、同一機種内での測定値の一致がみられ、測定値に個人差はみられず、共重合ラテックスによる測定値の一致性はPSによるそれよりも良好で、測定の際のラテックスのぬれの関与が示唆された。 2.分担研究 エーロゾルOT-W/Oマイクロエマルションを用いて、アクリルアミドの重合により、球形分散性のミクロゲル微粒子などを得(北原)、Fe,Ni超微粒子の表面酸化物のpzcを測定し(森本)、粒子状炭素を直接フッ素化して得た微粒子状フッ化グラファイトの安定なサスペンションを得(渡辺,松本陸)、表面に高分子ヒドロゲル層をもつ高分子ラテックスの繊維への付着性を調べ(須澤)、マイクロカプセル膜上の吸着タンパク質の状態などを誘導した理論式により解析し(近藤)、O/Wエマルションの無機電解質による凝集、合一を誘導したDLVO理論で説明し(臼井)、薄い油膜で構築された小胞体からなるW/O/W型エマルションの安定性を調べ(松本幸)、動的光散乱電気泳動装置を試作し(高木)、粉体/粉体系混合法によるポリスチレンラテックスの改質などを行い(小石)、付着した粒子の脱離に及ぼす電気浸透流の影響(田川)、二酸化マンガン球形粒子の電池活物質としての利用性(田里)、温度変化による単分散ラテックスの規則構造形成(古沢)、を調べ、酸化物球形粒子を作製し(橘高)、異形のヘマタイト微粒子の調製と性質を調べ(尾崎)、ポリスチレンラテックスへのカチオン界面活性剤の吸着性を調べた(平松)。
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