研究課題/領域番号 |
59430025
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研究種目 |
一般研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
池川 信夫 東京工大, 理学部, 教授 (50016119)
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研究分担者 |
斎藤 佑尚 東京工業大学, 理学部, 助手 (30134810)
稲田 祐二 東京工業大学, 理学部, 教授 (40016035)
藤本 善徳 東京工業大学, 理学部, 助手 (50173472)
森崎 益雄 東京工業大学, 理学部, 助教授 (30016159)
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研究期間 (年度) |
1984 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
21,000千円 (直接経費: 21,000千円)
1986年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1985年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1984年度: 17,000千円 (直接経費: 17,000千円)
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キーワード | 酸素化ステロール / GC-MS / 微量分析 / 血液成分 / 血小板 / プラスミノーゲン活性化因子 / 植物ステロール / 赤血球 / 血液 |
研究概要 |
本研究は酸素化コレステロール誘導体を含む各種コレステロール類縁化合物の血漿中、血管内壁、赤血球、血小板などにおける生理・病理的意義を明らかにしようとするものであり、以下に示す研究成果を得た。 1.血管内皮細胞(ウシ頸動脈より得た)で合成され血液中に放出されるプラスミノーゲン活性化因子(この酵素の欠損は血栓形成を促す)について、この産生を促進する物質を探索し、シトステロールおよびフコステロールが著しい作用を示す事を見いだした。 2.酸素化ステロール類の血小板の凝集への影響を調べた。即ち、ウシ血小板浮遊血漿を用いる実験で、トロンビン凝集では、20-,22-,24-,または25-ヒドロキシコレステロールが凝集を促進するのに対し、ADP凝集で(22R)-ヒドロキシコレステロールに特異的な凝集促進作用があった。(22R)-ヒドロキシコレステロールが特異的にウシ血小板および赤血球に対して、膜の破壊を引き起こすことを見いだした。また、この溶血作用には温度依存性が有ることが分かった。 3.細胞膜中でのコレステロールとリン脂質の相互作用の解明に向けて、各種光親和性標識ステロイドを合成し、モデル系での光反応を検討した。 4.中国産Bombyx cum Botryte(彊蚕)の酸素化ステロールを分析した。5.コレステロール生合成を制御する目的で、合成した各種ヒドロキシステロールのラット肝でのジヒドロラノステロールからコレステロールへの生合成の阻害作用を調べ、顕著な作用を示すステロールを見いだした。 6.アンジオテンシン変換酵素抑制作用のある新規トリテルペン5種を霊芝Ganoderma lucidumから単離・構造決定した。 7.高血圧・動脈硬化患者の血清中のステロールの分析を行った。
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