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米粒における炭水化物合成の遺伝的制御機構の解明とその育種学的意義

研究課題

研究課題/領域番号 59440007
研究種目

一般研究(A)

配分区分補助金
研究分野 育種学
研究機関九州大学

研究代表者

大村 武  九州大学, 農, 教授 (40038170)

研究期間 (年度) 1984 – 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
15,000千円 (直接経費: 15,000千円)
1985年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1984年度: 14,000千円 (直接経費: 14,000千円)
キーワードイネ / 胚乳 / 突然変異 / 炭水化物 / アミロース含量 / 遺伝子分析 / 糖代謝
研究概要

米粒に貯蔵される炭水化物に関する変異体について、生理生化学的特性の調査ならびに遺伝分析を行ない、以下の結果を得た。
1.胚乳澱粉のアミロース含量が原品種に比べ著しく減少する低アミロース突然変異(dull)13系統の低アミロース性はいずれも単劣性遺伝子に支配され、既報のWX遺伝子座を含む6遺伝子座が関与することが明らかとなった。新しい低アミロース遺伝子座はそれぞれdu-1,du-2,du-3,du-4およびdu-5と命名した。
2.トリソミック分析により、du-1は染色体7、du-2は染色体1、du-4は染色体4にそれぞれ座乗することが判明した。また、du-1と染色体7に座乗する標識遺伝子f1,pg1およびspl-10との間で連鎖関係が認められた。
3.高アミロース突然変異4系統における高アミロース性は、いずれも同一遺伝子座の単劣性遺伝子に支配されることが明らかとなり、高アミロース遺伝子座をaeと命名した。
4.各突然変異系統におけるWx protein(アミロース合成酵素)には、著しい量的変異が認められた。
5.糖代謝に関する突然変異sugaryおよびshrunkenについて遺伝分析を行ない、shrunkenには既報の2遺伝子座以外に、新しく2遺伝子座が関与することが明らかとなった。また、既報のshr-2遺伝子座は、トリソミック分析により、染色体12に座乗することが判明した。
6.炭水化物組成の分析により、sugaryは澱粉が減少する反面、水溶性多糖の蓄積が著しく、shrunkenは登熟初期のショ糖含量が増加する特徴を示すことが判明した。これらの特徴はトウモロコシのsugaryならびに shrunkenの成分特性と極めてよく一致した。
7.本研究において明らかとなった各遺伝子と炭水化物代謝における酵素との関係を、トウモロコシの研究例を参考にして、考察した。

報告書

(1件)
  • 1985 研究成果報告書概要

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2025-11-20  

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