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等速性筋収縮のスポーツ医・科学への応用

研究課題

研究課題/領域番号 59440091
研究種目

一般研究(A)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関東京大学

研究代表者

武藤 芳照  東京大学, 教, 助教授 (10143330)

研究期間 (年度) 1984 – 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
12,500千円 (直接経費: 12,500千円)
1985年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1984年度: 12,000千円 (直接経費: 12,000千円)
キーワード等速性筋出力 / 筋線維組成
研究概要

Cybex【II】(Lumex社製)を用いて、次のような測定を行った。
【◯!1】下肢筋力(膝伸展力):一般成人男女59名、シンクロ選手14名、対照成人女子6名、ラグビー選手12名、高齢陸上競技選手男子1名、膝間節手術後症例男子1名、【◯!2】上肢筋力(スカークング力):シンクロ選手同上 (手関節屈曲力、伸展力):テニス選手男女21名、【◯!3】頸部筋出力・ラグビー選手29名、対照成人男子10名。
その結果、加令に伴って膝伸展力は有意な負の相関をもって低下すること、競技選手は 一般成人に比して筋出力発揮にすぐれており、競技成績を向上させるために筋力は重要な要素であること、競技種目により重点的に鍛えられなければならない筋群が存在することしたとえばシンクロ選手の前腕筋群、テニス選手の前腕伸筋群、ラグビー選手の頸部屈筋、伸筋群など)高齢者においても筋出力発揮能力のトレーニング効果はみられること。リハビリテーション過程が終了してもなお筋出力発揮の機能の低下状態は長く残存していることなどが明らかになった。
経皮的筋生検法により筋線維組成分析を、次のように行った。【◯!1】外側広筋:スピードスケート選手男女25名、ボート選手男子12名、ラグビー選手男子12名、シンクロ選手14名、一般男子8名、中高年の男子2名、膝関節手術後症例男子1名(4回)【◯!2】腕橈骨筋;テニス選手1名 一般男子5名。
その結果、競技選手では一般成人に比して筋線維断面積が大きいこと、男子と女子とでタイプ別の筋線維断面積の大きさの順が異なっており、トレーニングを積んだ女子選手でも男子のような順をとらないこと、スピードスケート選手のタイプ工線維の含有率約60%の値は、komi(1979)の報告とよく一致することなどが示された。

報告書

(1件)
  • 1985 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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