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宇宙線中性子成分方向測定による宇宙線異方性の研究

研究課題

研究課題/領域番号 59460011
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 核・宇宙線・素粒子
研究機関岩手大学

研究代表者

千葉 敏躬 (1986)  岩手大, 教育学部, 教授 (70003944)

高橋 八郎 (1984-1985)  岩手大学, 教育学部, 教授

研究分担者 高橋 八郎  岩手大学, 学長 (90003897)
矢作 直弘  岩手大学, 人文社会科学部, 助教授 (40003991)
研究期間 (年度) 1984 – 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
1986年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1985年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1984年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
キーワード宇宙線 / 異方性 / モジュレーション / 中性子 / 太陽日変化 / 惑星間空間 / 観測装置
研究概要

宇宙線中性子成分の二方向観測により、地球にふりそそぐ低エネルギー銀河宇宙線の異方性を見出し、その異方性の機構の解明を通して惑星間空間の物理的性状を究明する手がかりを得ることを試みた。
初年度(昭和59年度)に購入した宇宙線中性子計数管2本その他により、独自の工夫をこらした種々の異なったパイル構造の中性子計を、それぞれ並行して昭和62年2月まで、連続運転することができた。
本年度は、昨年度に引続いてこの研究に沿った基礎的なデータを得る目的で、パイル構造の異なった多種の中性子計を標準中性子計のまわりに配置し、連続観測を続行した。これら多系列の中性子計によって得られた宇宙線日変化成分を比較し検討を加えた。これより、特定の中性子計によっては、宇宙線日変化の振幅が、あるいは位相が特に卓越する傾向にあることを知り得、この目的に沿った手がかりが得られるものと思われる。
又、本年度は、より精度のよい解析結果を得るために、ほゞ3年間畜積された莫大な観測データの整理・チェックにも重点を置き、それらを用いての解析・まとめにかなりの時間を費した。現在は、それらを通して、この研究によって得られた研究成果の報告書をまとめる段階に入っている。
なお、これまでに得られた研究成果の概要は、昭和61年10月の日本物理学会秋の分科会においてすでに研究発表されている。

報告書

(1件)
  • 1986 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 千葉敏躬: (1987)

    • 関連する報告書
      1986 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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