研究課題/領域番号 |
59460048
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
鉱物学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
川嵜 智佑 高知大, 教育学部, 助教授 (50136363)
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研究分担者 |
高橋 栄一 岡山大学, 地球内部研究センター, 助手 (40144779)
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研究期間 (年度) |
1984 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
7,800千円 (直接経費: 7,800千円)
1986年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1985年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1984年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
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キーワード | 地質温度計圧力計 / カンラン石 / 斜方輝石 / 単斜輝石 / ザクロ石 / 高マグネシウム安山岩 / 地球内部温度分布 / 上部マントル |
研究概要 |
1.カンラ石,斜方輝石,ザクロ石の熱力学的性質をこれら3相を含む岩石に応用して、その平衡温度圧力を推定する方法を確立した。 2.上記地質温度計圧力計に単斜輝石を組込むために、CaO-FeO-MgO-【Al_2】【O_3】-Si【O_2】系におけるカンラン石斜方輝石単斜輝石ザクロ石4相間の相平衡実験を行った。高圧低温で合成したものと同様な出発物質(EDPシリーズ)について、50キロバール900,1100,1300,1500℃の条件で実験を行った。逆反応実験については、現在実験を遂行している。単斜輝石とザクロ石との間におけるFe-Mg分配が最も温度に敏感である。現在、これら4相間の元素分配平衡の熱力学的解析を行っているところである。 3.高マグネシウム安山岩の溶融実験を行った。香川県五色台地域の安山岩類は、上部マントル(30〜60kmの深さ)で1060℃〜1230℃の条件のもとで生成し、カンラン石と斜方輝石とからなるカンラン岩(ハルツバージャイト)と共存できる。
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