研究課題/領域番号 |
59460191
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
農業土木
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
四ケ所 四男 (1986) 九大, 農学部, 助教授 (80038265)
四ケ所 四男美 (1985-1986) 九州大学, 農学部, 助教授
四ヶ所 四男美 (1984) 九州大学, 農学部, 助教授
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研究分担者 |
森 健 九州大学, 農学部, 助手 (50117272)
瀬口 昌洋 佐賀大学, 農学部, 助教授 (20093974)
田中 宏平 元九州大学, 農学部, 教授 (00039306)
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研究期間 (年度) |
1984 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
1986年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1985年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1984年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | 山地小流域 / 流域特性 / 流出解析 / 流出特性 / 部分寄与域 / 土壌水分分布 / 河川水質 / 非線形パラメータの同定法 |
研究概要 |
1.山地小流域の流出特性 試験流域での観測結果、確率一概念流出モデル及び確率システム理論によるシミュレーション結果、さらには他研究機関における試験地での観測結果を総合して考察すると、山地小流域の流出特性として次のことがいえる。 1).河道付近斜面域は常に湿潤な状態にあり、降雨発生の際にはまず河道付近が流出発生域として寄与し、降雨の継続に伴って斜面上方に拡大する。 2).山腹斜面域活性層の初期土壌水分の分布が流出発生域の消長過程を通じて流出特性に大きな影響を及ぼす。 3).斜面特性値の空間的な不均一が洪水ピーク流量の低下を逓減時における流出量の増加をもたらす。 2.部分寄与域と貯留量との関係 部分寄与域の指標として、数値シミュレーションによって得られる地表流発生域の面積率を考え、その値と貯留量の関係を調べたところ密接な関係があることが分かった。 3.降雨流出成分の水質による分離 山地河川の基底流出成分を分離するための一方法として水質に注目し、水質の流出特性と出水現象との関連性を検討した。その結果、非定常型の水質モデルを用いた基底流出成分の分離法が合理的であることを明らかにした。 4.流域特性の定量化 流出現象に影響が大である流域の特性量として、斜面長・斜面勾配・有効間隔率・表層厚・透水係数を考え、試験流域におけるサンプリング結果から確率統計的特性を把握した。その結果、これらの特性量を確率分布や確率密度関数を用いて表現できることが分かった。
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