研究課題/領域番号 |
59480163
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
細菌学
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研究機関 | 東京大学 (1985-1986) 大阪大学 (1984) |
研究代表者 |
竹田 美文 東大, 医科学研究所, 教授 (30029772)
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研究分担者 |
平山 寿哉 東京大学, 医科学研究所, 助教授 (50050696)
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研究期間 (年度) |
1984 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
1986年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1985年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1984年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | キャンピロバクタ・ジェシュニ / 病原性 / 下痢原因毒素 / 細胞致死毒素 / 高感度ELISA法 |
研究概要 |
キャンピロバクタ・ジェジュニが下痢原因菌として認識されてからまだ日が浅く、そのためその病原性については、ほとんどわかっていない。下痢原因菌として近年その重要性が広く認められるようになったキャンピロバクタジェシュニの病原性について主として毒素病態学的側面から解明を試み、以下のことを明らかにした。 1).キャンピロバクタ・ジェジュニは、チャイニーズハムスターオバリー細胞の形態を卵円形から紡錘形に変形さす毒素を産生する。この毒素はコレラ毒素と免疫学的に共通抗原がある。 2).キャンピロバクタ・ジェジュニが志賀赤痢菌の産生する志賀毒素と免疫学的に共通抗原性のある毒素を産生することを示唆する成績を得たので、それを詳細に研究するため、志賀毒素および病原大腸菌の志賀様毒素を精製し、その抗体を調製した。 3).キャンピロバクタ・ジェジュニの産生する二種の毒素はいずれも極めて微量にしか検出できていない。そこで微量の毒素の産生を迅速かつ高感度に検出できるELISA法を開発した。
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