研究課題/領域番号 |
59480422
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病院管理学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
江川 寛 産業医大, 医学部, 教授 (40051255)
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研究分担者 |
二藤 尊夫 産業医科大学, 医学部病院管理学教室, 助手 (30140916)
舟谷 文男 産業医科大学, 医学部病院管理学教室, 講師 (70119006)
長田 宏 産業医科大学, 医学部病院管理学教室, 助教授 (70152460)
OSADA Hiroshi Associate Professor, Department of Hospital and Medical Administration, Universi
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研究期間 (年度) |
1984 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
5,800千円 (直接経費: 5,800千円)
1986年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1985年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1984年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | 地域医療計画 / 医療圏 / 医療施設 / 産業化社会 / 受療動向 |
研究概要 |
元来、医療は都道府県、ないしはその中での保健所区域といった行政のための地域で「健康保持」、「疫病予防」、「診断・治療ならびにリハビリテーション」の各スペクトル部分において断片的に、かつ種々なる方法をもって展開されてきている。しかしその前堤となるのは現在の行政のための地域とは別の見地から対象とする医療のための地域社会を設定することであろう。 本研究は福岡県を対象に、地域医療計画推進のための地理的範域を県民の生活行動空間から求め、建設省で定める地方生活圏域を医療圏域と設定した。ついで各圏域内の社会・経済特性を分析した。その結果、「工業化」と「都市化に関わる4因子を抽出した。さらに各圏域毎に医療施設と医療関連施設の空間分布状況を明らかにし、さきの社会・経済特性との関係を検討した。同県における医療施設と医療関連施設との空間分布状態は、「都市的集積性」因子を軸としてきわめて一致していることが判明した。次いでこれらの分析結果から住民の受療形態を明らかにする目的で重回帰分析を行い、受療動向モデルが構成された。その結果、各圏域で計画されるべき医療堤供方法に関する問題が浮き彫りにされ、特に筑豊圏域は、地域の高齢化問題が今後の計画上の関連アプローチとして北九州市における医療施設機能の現状分析も行い、計画上の問題点を検討した。
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