研究課題/領域番号 |
59550403
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築計画・都市計画
|
研究機関 | 西日本工業大学 |
研究代表者 |
北村 速雄 西日本工大, 工学部, 助教授 (80069814)
|
研究分担者 |
九十九 誠 西日本工業大学, 工学部建築学科, 助手 (90131797)
|
研究期間 (年度) |
1984 – 1986
|
研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
|
配分額 *注記 |
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1986年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1985年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1984年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
|
キーワード | 企業都市 / ILO勧告 / 鉄鋼業 / 社宅 / 住宅需給構造 / 北九州市住宅供給公社 / Supply and Demand for Housing |
研究概要 |
北九州市八幡地区は、明治以後鉄鋼業を中心に発展した都市である。素材型都市として古くから社宅を大量につくってきた。しかし昭和35年以後ILOの勧告や企業合理化・国際化、それに労働者の要求とも相まって「持ち家」政策が推進された。それでも現在17000戸(昭和59年調査)の社宅が残っており、大都市のなかでも特異な状況の基にある。 本研究では社宅の変化や住み替状況、対象となる民間の住宅市場を通して企業都市における住宅需給構造の特性を考察しようとするものである。 本報告は次の2部から構成されている。第【I】部は企業都市北九州市における社宅の変遷を、アンケート調査及び実態調査を通じて考察したものであるこれは下記の3編からなる。 (1).北九州市における企業の所有または管理する住宅の動向について (2).八幡地区における鉄鋼業の給与住宅について (3).八幡地区における化学工業の給与住宅について 次に第【II】部としては、社宅から持ち家指向を受けとめる北九州市の民間分譲住宅市場の解明と、住み替の対象となる住宅供給公社(旧住宅協会)を取り上げ、入居申込調査を行った。これは下記の4編からなる。 (1).北九州市住宅供給公社の分譲住宅申込にみる、社宅からの住み替について (2).公社分譲住宅の類型化について (3).公社分譲住宅申し込書にみる社宅階層の特徴について (4).北九州都市圏における住宅立地動向の特性について 以上の各編の内第【I】部(1)及び(2)と第【II】部(1)については、別紙の機関においてその重旨を発表した。残る各編の内第【II】部(2)(3)(4)は一応のまとまりができたので、その要旨を附加した。残る一編については昭和62年度中に取りまとめ発表する予定である。
|