研究課題/領域番号 |
59570442
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
木村 和衛 福島医大, 医学部, 教授 (60045599)
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研究分担者 |
村岡 英夫 福島医大, 医学部, 助手 (30145635)
吾妻 耕治 福島医大, 医学部, 助手 (30145601)
奥秋 興寿 福島医大, 医学部, 助教授 (30045801)
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研究期間 (年度) |
1984 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1986年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1985年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1984年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 断層撮影法 / Tomography / A / D変換 / デジタル画像 / ザブトラクション / テレビ断層 |
研究概要 |
初年度:フィルム断層から暈け像を除去する手段としてフィルム断層像をA/D変換しSubtractionを行うことを考案した。基礎実験として円軌道断層によってファントムを撮影した。即ち1回転360度の円軌道でサンプリング間隔を実験によって10度が適当であることが分った。つまり360/10=36枚の単純写真から1枚の断層像を合成するアルゴリズムを開発した。 第2年度:subtractionの方式を改良した。即ち36枚のA/D変換したデジタル単純写真から1枚の断層写真を合成するときに10度毎にデータを処理するアルゴリズムとした。そのことによって断層像作製が高速化した。と同時に円軌道断層のみでなくどのような軌道の断層にも対応出来るようになった。 第3年度:本法を生体に応用するための欠点として被曝線量が多いことがあげられる。それを改善した。即ちテレビカメラとVTRを組み合わせて被曝線量の軽減とデータ収集の更に高速化することをはかった。更に将来は薄層重ね合わせ法にすることによって鮮明な画像が得られることを証明したのでこれを応用し解像力の向上と1回転で収集したデータから任意の深さの層の断層像が得られるアルゴリズムを開発する(極く近い将来実現可能の見通しである)。
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