研究課題/領域番号 |
59810006
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
柴田 義松 東京大学, 教育学部, 教授 (60107464)
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研究期間 (年度) |
1984 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
1986年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1985年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1984年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | 教育実習事前指導 / VTR教材 / 授業分析 |
研究概要 |
教育実習事前指導(オリエンテーション)用のVTR教材を試作して、学生に実際に視聴させ、アンケート調査・インタビューなどを行なって内容の検討・改善を行なうという作業を実施した。放送教育開発センターの研究グループと共同で作成した「教育実習の日々」、「高校国語の授業」、「中学英語の授業」、「教育実習における授業以外の諸活動」および東京大学附属中学校で作成した「道徳の授業」「ホームルームの指導」などがその主な教材で、これらを昭和60年度の教育実習事前指導および実習期間-事後指導において学生に視聴させたのである。東京大学・明治大学・成蹊大学・女子栄養大学などで行なった調査によれば、試作教材は概して学生に好評であるが、いくつかの弱点や欠陥も指摘されており、今後の教材作成に参考となしうる。 このVTR教材を含めた教育実習事前指導カリキュラムの開発に関しては、京都教育大学・兵庫教育大学・東京学芸大学などの教員養成系学部におけるマイクロ・ティーチングなど新しい方法をとりいれたカリキュラムと東京大学・慶応義塾大学など一般大学において可能な事実指導カリキュラムとの二類型に分けて、それぞれの内容・方法・組織の検討を行なった。授業実習のオリエンテーションは種々の方法が工夫されてきているが、教科外活動の指導に関するオリエンテーションの内容・方法の検討が不十分であり、今後の課題として残されている。
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