研究課題/領域番号 |
59810008
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
新田 英治 東大, 史料編さん所, 教授 (00013251)
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研究分担者 |
永村 眞 東京大学, 史料編纂所, 助手 (40107470)
村井 章介 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (30092349)
石上 英一 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (40092134)
桑山 浩然 東京大学, 史料編纂所, 教授 (90013268)
石田 晴久 東京大学, 大型計算機センター, 教授 (70017317)
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研究期間 (年度) |
1984 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
17,700千円 (直接経費: 17,700千円)
1986年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1985年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
1984年度: 12,000千円 (直接経費: 12,000千円)
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キーワード | データ・ベース / 日本史資料 / 漢字の配列 / 年号の数列処理 / 史料索引 / 大日本史料 / 日本中世の日記 / 維新史料綱要 / 日本史 / 歴史資料 / 索引 / 漢字 / 年号 |
研究概要 |
1.歴史資料(以下「史料 という)を能率的に電算機処理するため以下のシステムを開発した。 (1)JIS第一水準・第二水準・拡張漢字の全字種に統一基準の「よみ を付与したマスターファイルを作成し、これを自動参照するようプログラムを組むことによって、漢字の排列が一定になるようにした。(2)年号による表示・閏月・「頃 など史料に特有な年次表示については、データを入力するとマスターファイルを参照して11桁の数列に自動変換することにより、検索や排列ができるようにした。 (3)データ入力の効率化のため入力画面に工夫をこらし、直前入力データのコピー機能や、頻出文字列を入力画面下部に設けた参照テーブルに登録して、テーブルの番号のみで省力入力できるデータ入力システムを開発した。 2.データベース・システムとしては、(1)語句索引システム(「大日本史料索引 「中世記録統合索引 )、(2)百字程度の文章を入力し、その中のキーワードを登録しておくことによって元の文章を抽出する索引システム(「維新史料綱要索引 「史料綜覧索引 )、 (3)パーソナルコンピューターN5200105Mk【II】を利用した中小規摸データ用目録・索引作成システムを開発した。 3.「大日本史料索引 には『大日本史料』のうち平安時代部分、データ数約2万5千件を、「中世記録統合索引 には『満済准后日記』『看開日記』データ数約7万件を、「維新史料綱要索引 には『維新史料綱要』のうち文久2年〜3年の分、データ数約3千件(キーワード数約3万件)を入力し、それぞれ出力テストを行った。また、パーソナルコンピューターでは、簡易ソフトを利用したデータ件数数千件程度の目録・索引(「大日本史料書名索引 「鎌倉遺文所收綸旨・院宣目録 「老松堂日本行録語句索引 「オランダ商館長日記索引 など)を作成した。
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