研究課題/領域番号 |
59850031
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機械工作
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研究機関 | 久留米工業高専 |
研究代表者 |
相浦 正人 久留米工業高専, その他, 教授 (70044229)
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研究期間 (年度) |
1984 – 1985
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研究課題ステータス |
完了 (1985年度)
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配分額 *注記 |
4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
1985年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1984年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 工具材種 / 超硬合金 / セラミックス / CBN(立方晶窒化硼素) / 歯車 / ホブ切り / セービングホブ / 焼入硬化歯車の仕上 |
研究概要 |
1.セービングホブ本体の加工法を確立し、それに製造メーカの異なるセラミックスチップ3種を夫々接着した3個のモジュール2.5、外径130mmのファインセラミックス・セービングホブを試作することができた。 2.試作セービングホブを用いて自動車用デフドライブリングギヤをホブ切り後浸炭焼入硬化し、切削速度450m/min.ホブの送り1.5min/rev.で仕上げを行い、歯切精度および面あらさもよいことがわかった。 3.使用周速、および切刃(エッヂ)、マージン部の働きにより専用切削油剤の選定を行うことが大切であることがわかった。 4.NC歯車仕上盤の主軸にACスピンドルモータを採用し、切削速度2200m/minの高速化をはかることができた。 5.セラミックスの材質中のCBN超高圧焼結体をチップとしたセービングホブを設計 試作することができた。 6.そのCBNをホブ本体のねじ面に多層を電着することに成功し、セラミックスセービングホブを発展させたCBN電着ねじ状砥石を開発することができた。 7.CBN電着ねじ状砥石を用いて周速2000m/min.送り1.5mm/rev.自動車用デフドライブリングギヤを仕上げることができた。 8.大モジュール焼入硬化歯車の仕上げに本加工法を利用するためにモジュール8、外径150mmの超硬セービングホブについて切削性能、切削油剤などについて実験を行い、大モジュールセラミックス セービングホブの実用化の見通しがついた。
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