研究課題/領域番号 |
59850061
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
電子機器工学
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
藤井 寛一 茨城大, 工学部, 教授 (00054354)
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研究分担者 |
松本 隆宇 静岡大学, 工学部, 助教授 (40157368)
鶴田 浩一 茨城大学, 工学部, 講師 (40007779)
竹内 学 茨城大学, 工学部, 助教授 (00007775)
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研究期間 (年度) |
1984 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1986年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1985年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1984年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 白色光レーザー / 直接変調 / ヘリカルホローカソード / 吸熱性電荷転移 / 白色光レーザ / ホローカソード放電 / 光色制御 |
研究概要 |
今年度は白色光レーザービームの直接変調を目指し、第2の方法である、ヘリカルホローカソードレーザーの検討を行った。ヘリカルホローカソードとは、バネあるいはニクロム線のような形状をいい、コイルのピッチをかえることによって放電々圧を制御できることが国内外の研究によって確認されているところから、陰極降下電圧を制御し、励起機構に影響を及ぼして光色を制御しようと試みるものである。 二通りの方法を試みた。一つは従来のツインカソード型レーザーの円筒陰極をヘリカル陰極におきかえたもので、円筒陽極とヘリカル陰極とは、光軸の一致しない偏心構造となっている。他の一つは同軸状に配置したものである。 いずれの場合もヘリカルコイルのピッチを変えることにより、ある程度、エンドライトの制御はできたが、レーザー発振光に対する直接変調の実験的成果はまだ得られていない。レーザー発振そのものが得にくい状況にあることと、コイルピッチをレーザー管外部から制御することに難点が残されていることによる。 第3の方法である吸熱性電荷転移機構の応用とともに今後継続的に研究を続けてゆく所存である。
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