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新素子ファイバ・グレーティングを用いたロボット眼の開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 59850071
研究種目

試験研究

配分区分補助金
研究分野 計測・制御工学
研究機関慶応義塾大学

研究代表者

中島 真人 (1985)  慶応義塾大学, 理工, 助教授 (20051766)

世古 淳也 (1984)  慶応義塾大学, 理工学部, 助教授

研究期間 (年度) 1984 – 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
1985年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1984年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
キーワードロボット眼 / グレーティング / ファイバ束 / 画像処理 / レーザ
研究概要

本報告は、パターン投影素子にファイバーグレーティングを用いた3次元形状計測システムの試作研究に関するものである。
本研究で採用した手法は、被検体に2次元の輝点アレイを投影して撮像し、各輝点の位置ずれを測定することによって被検体の3次元形状を決定するというもので、能動ステレオ法に分類されるが、パターン投影素子にファイバーグレーティングを用い、撮像伝送部に画像伝送用ファイバ束を用いることによって、従来のこの種の装置に比べ視覚センサ部の極端な小型軽量化をはかることに成功しているのが特徴である。
初年度は、まずファイバーグレーティング、レンズ等の光学系部分を定盤上にバラック構成して基礎実験を行い、提案した手法の妥当性を確認するとともに、試作システムの製作上要求される基礎的データの収集とシステムの仕様を決定した。
また本年度は、はじめ前年度に得られたデータを基に本手法の問題点を明確化し、その改善法について検討した。そして、一回の画像入力で得られる各輝点の位置情報から各スポットの次数認識を行う手法を考案し、システムに実装した。次に、パターン投影部および受像部における光学的収差や、ファイバ束および撮像素子の分解能限界に依存した測定精度劣下要因について検討し、改善法を確立して改善アルゴリズムをシステムに実装した。
さらに、最後に本システムをロボットアームに取り付け、実際に視覚システムとして使用する試みを行った。すなわち本システムを付けたロボットの手先の空間的位置を移動し、対象とする被検体を複数の方向から計測することによって、非凸形状の3次元物体を非接触で測定することが可能となることを検証した。

報告書

(1件)
  • 1985 研究成果報告書概要
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 第46回応用物理学会学術講演会予稿集. 4P-ZC-3. (1985)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1985 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 第16回画像工学コンファレンス論文集. 9-4. (1985)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1985 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 電子通信学会論文誌D. (1986)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1985 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 46th Autumn Meeting of J.S.A.P.4p-zc-3. (1985)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1985 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Proc. 12th Joint Conf. on Image Tech.9-4. (1985)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1985 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Trans. I.E.C.E. of JAPAN. (1986)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1985 研究成果報告書概要

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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