研究課題/領域番号 |
59850151
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
化学工学
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
乙竹 直 農工大, 工学部, 教授 (70010767)
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研究分担者 |
島村 学 日本カーボゲル株式会社, マネージャー
油谷 暢悦 東京農工大学, 工学部, 助教 (40016390)
堀尾 正靭 東京農工大学, 工学部, 助教授 (40109301)
SHIMAMURA MANABU JAPANESE CARBOGEL CORPORATION, MANAGER
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研究期間 (年度) |
1984 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
1986年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1985年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1984年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
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キーワード | 高濃度石炭スラリー / 三相スラリー / 気泡内包スラリー / チクソトロピー / サスペンジョンの流動 / クリーン燃焼法 / 石炭 / スラリー / 高濃度サスペンジョン / 流動性 / 安定性 / 3相スラリー / 静電気 / 超音波吸収能 |
研究概要 |
従来の高濃度石炭・水スラリー燃料にガスを内包させることにより、いわゆる三相(ガス・石炭・水系)の高濃度石炭スラリーを調整し、そのスラリーの物理化学的性質ならびに流動特性について次に示す諸結果を得た。 (1)既性の高濃度石炭・水スラリーの石炭濃度と安定性との関係について実験的検討を行い、知見を得、ガスを内包させた三相高濃度スラリーの優位性を示した。 (2)従来、ほとんど報告のない高剪断速度領域におけるスラリーの見掛け粘度の測定を行い、流動曲線の一般的整理を行った。また、徴気泡群を内包した三相高濃度スラリーの見掛け粘度を測定し、その見掛け粘度が従来の界面活性剤を含む石炭スラリーの見掛け粘度と等しいことを見い出した。 (3)減圧法および撹拌法により、強制的に気泡を内包させた石炭スラリーを調整し、三相スラリーの安定性に与える温度依存性を明らかにし、更に、超音波吸収法により、三相スラリー内の気泡分率を測定し、本法の気泡分率測定法としての有効性を示した。 (4)本年度は最終年度であるので、本申請課題研究の成果を整理し、三相スラリーの調整法とレオロジー的性質とについての検討結果を報告書にまとめた。
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