研究課題/領域番号 |
59870058
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 近畿大学 (1985) 大阪大学 (1984) |
研究代表者 |
西田 輝夫 近畿大学, 医, 講師 (80036475)
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研究期間 (年度) |
1984 – 1985
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研究課題ステータス |
完了 (1985年度)
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配分額 *注記 |
8,100千円 (直接経費: 8,100千円)
1985年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1984年度: 7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
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キーワード | フィブロネクチン / 自動作製装置 / ヒト線維芽細胞 |
研究概要 |
難治性角膜上皮障害に対して、フィブロネクチン点眼剤が角膜上皮細胞の再被覆に有効である。しかしながら、フィブロネクチン点眼剤を作製する現在の方法では限られた施設でのみ臨床応用が可能であり、一般に用いる事は困難である。自動的にフィブロネクチン点眼剤を作製するシステムを開発する目的で59年度に引続き60年度は下記の研究を行なった。 1.ヒト皮膚より線維芽細胞を培養し、炭酸ガスインキュベーター内でマイクロビーズの上で培養した。培養液中のフィブロネクチンを、昨年度開発したフィブロネクチン自動作製装置を用いて精製を試みた。しかしながら、培養液中のフィブロネクチンの含量は極めて少なく自動装置を用いて精製するには大量の培養液が必要である事が明らかとなった。 2.フィブロネクチン自動作製装置を用いて効率良くフィブロネクチンを精製するには、細胞のフィブロネクチン合成能を亢進するか、あるいは培養条件を検討して一定の培養液あたりの細胞数を増加させる必要がある。角膜実質細胞の場合には表皮成長困子を添加することでフィブロネクチンの合成が促進されることより、現在線維芽細胞のフィブロネクチン合成を亢進する培養条件を検索中である。 3.以上のように本研究の初期の目的である臨床に用いることのできるフィブロネクチン点眼剤を自動的に線維芽細胞から効率良く作製するためには、細胞の培養条件を再検討する必要があることが明らかとなった。
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