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自動口腔内清掃装置の試作

研究課題

研究課題/領域番号 59870059
研究種目

試験研究

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関東北大学

研究代表者

米田 栄吉  東北大学, 歯, 講師 (80108547)

研究期間 (年度) 1984 – 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
7,400千円 (直接経費: 7,400千円)
1985年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1984年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
キーワード自動口腔清掃装置 / プラーク除去 / 筋ジストロフィー / 障害者
研究概要

心身障害者や寝たきりの患者が手を使うことなくしかも介助者の負担の少ない簡便な口腔清掃装置の試作およびその口腔清掃効果と有用性について検討を行なった。
1)試作機の概要
本装置の試作に当たり、所要の諸性能とデザインを設計し、長田電機工業にて製作を行なった。ブラシの振動はエアーシリンダーとピストンから得られる往復運動を利用した。本装置は本体、可能アームとその先端につくエアーシリンダーによる加振ブラシから成り立ち、本体内部には、コンプレッサー、吸引装置、給排水タンクおよび電気系制御パネルが収納されており、キャスターで移動することができる。本体部の外形は、高さ78cm、巾70cm、奥行き52cmであり、100Vの電源のみで作動する。
2)使用法
加振ブラシは市販のコリスカーブ歯ブラシを改良した。すなわち2本のブラシ部の先端を毛先を外に向けて張り合わせ、上下顎の歯列に挿入し振動させる。振動数は毎秒1〜10回で調節が可能である。ブラシの把持部は硬質ゴムとなっているのでブラシの交換はワンタッチで簡便に行なうことができる。
3)使用効果
歯学部の学生での使用成績はプラークスコアは2.1から1.3に減少した。また同様に心身障害者の入院施設における筋ジストロフィー患者での使用成績は3.8から2.1に減少した。今後装置の操作性やブラシ部の改良、さらに水-粉体噴射装置の併用などにより一層実用性の高いものに改良していきたいと考えている。

報告書

(1件)
  • 1985 研究成果報告書概要
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 日本歯周病学会誌. 28-1. (1986)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1985 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Journal of the Japanese Association of Periodontology. 28-1. (1985)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1985 研究成果報告書概要

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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