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高速液体クロマトグラフィーによる糖の高感度蛍光分析法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 59880010
研究種目

試験研究

配分区分補助金
研究分野 物質生物化学
研究機関大阪大学

研究代表者

池中 徳治  大阪大学, 理, 教授 (20028088)

研究期間 (年度) 1984 – 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
8,300千円 (直接経費: 8,300千円)
1985年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1984年度: 7,300千円 (直接経費: 7,300千円)
キーワードHPLC / 糖組成分析 / 螢光分析 / 微量糖分析法
研究概要

昭和59年度は、糖組成分析のための水解条件、ピリジルアミノ化による螢光標識、螢光標識された単糖の逆相カラムを用いたHPLCの分離条件を検討し一応0.1ナノモルの試料を用いて糖組成分析が出来る様になった。今年度は前年度に続きさらに次の点を改良し、さらに方法の自動化と高感度化を行いほぼ目的を達成した。
1)分析操作中不純物として混入するグルコースの除去。分析試料を加えないで、水解、ピリジルアミノ他、脱塩をしてHPLCで分析すると約200ピコモルのグルコースが検出されていたが、赤熱し有機物を分解した水解用の試験管を用い、蒸留直後の水を使用することにより、グルコースのピークがHPLCで全く検出されないように改良した。この条件下で分析を行うと40〜60ピコモルのグルコースが検出された。これは試料中に混入していると思われる。
2)G2000PWカラムを用いた脱塩の自動化。ファーマシア製のFRAC-100フラクションコレクターとベックマン332HPLC装置を用いて自動的に脱塩出来る様にした。
3)HPLCによる糖分離の改良ならびに自動化。ウルトラスフェアー-ODS(0.46×25cm)のカラムの代りにウルトラスフェアー-ODS(1.0×25cm)のカラムを用いることにより、従来グルコース、マンノース、キシロースの分離が不充分であったのが、定量出来る程度に分離出来た。またウォーターズ710Bオートインジェクターとベックマン332HPLC装置を用いてサンプルを自動的に分析出来るシステムを作った。

報告書

(1件)
  • 1985 研究成果報告書概要
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Anal.Biochem.145-1. (1985)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1985 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Anal.Biochem.145-1. (1985)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1985 研究成果報告書概要

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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