研究課題/領域番号 |
59880026
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研究種目 |
試験研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 仙台電波工業高専 |
研究代表者 |
大林 久人 仙台電波工業高専, その他, 教授 (60132560)
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研究期間 (年度) |
1984 – 1985
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研究課題ステータス |
完了 (1985年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1985年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1984年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | プログラム学習 / CAI学習教材 / 問題文データベース / 日本語ワードプロセッサ / プログラム学習構造データベース / スクランブル編集 |
研究概要 |
プログラム学習教材またはCAI学習教材を開発するにあたって、教材制作者が1問(1フレーム)の単位で作成する問題文または解説文をセット、モジュール名、フレーム番号をキーとして、問題文のデータベースに登録する。問題文は、日本語ワードプロセッサを使用して記述し、その結果できあがる文書ファイルをそのまま汎用コンピュータに転送することができるので、特別に入力する手数は省略できる。一方、問題文のデータベースとは別に登録された各フレーム(問題または解説文)を、学習者にどのような順序で提示していくかを考えて、その情報はプログラム学習構造データベースに登録しておく。システムは、以上の2つのデータベースを参照しあって、スクランブル形式に編集したテキストを印刷したり、マイクロ・コンピュータを使用して、画面に問題を表示してCAI学習を進めさせる。 問題文や解説文の修正はフレーム単位で行なうことができるし、 フレームの追加も順序には関係なくフレーム単位で行なったうえ、学習構造データベース中の該当する部分で次に学習すべきフレームの番号を変更し、新しいフレームに関する情報をつけたしておけば自動的に修正される。 コンピュータのプログラミングにはほとんど知識を持たない教官でも、フレーム単位で教材を制作し、その提示順序をきめていけば、自動的にマイクロ・コンピュータによるCAI学習プログラムが作動することが、本研究の狙いとするところである。 なお、現在作動するシステムはMELCOM・COSMO700とM8510日本語ワードプロセッサを使用してデータベースを作っているが、マイクロ・コンピュータはMS/DOSとLEVEL2/COBOLコンパイラの使用できる機種であれば、機種を問わず実行することができる。
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