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肢体不自由児・者用ワードプロセッサおよびその指導プログラム開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 59880027
研究種目

試験研究

配分区分補助金
研究分野 科学教育
研究機関国立特殊教育総合研究所

研究代表者

山下 皓三  特殊研, その他, その他 (30166673)

研究分担者 吉井 清  株式会社東芝, 青梅工場・OA機器装置設計担当, 課長
安好 博光  国立特殊教育総合研究所, 肢体不自由教育研究部, 室長 (10132721)
渡辺 章  国立特殊教育総合研究所, 肢体不自由教育研究部, 研究員 (50175080)
小林 倫代  国立久里浜養護学校, 教諭
笹本 健  国立特殊教育総合研究所, 肢体不自由教育研究部, 研究員 (40141999)
YOSHII Kiyoshi  Chief: Toshiba Cooporation
研究期間 (年度) 1984 – 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
14,300千円 (直接経費: 14,300千円)
1986年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1985年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
1984年度: 8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
キーワード肢体不自由児・者用日本語ワードプロセッサ / トレーニング・マニュアル / 肢体不自由児 / 者用ワードプロセッサ
研究概要

1.肢体不自由児・者用ワードプロセッサの試作について
本試作に当たり、ワードプロセッサの学校教育への導入といった点を考慮して、安価で、しかも操作が容易なものを試作することとし、その原型を普及型の東芝TOSWORD-JW1に求めた。試作に先き立ち、上肢障害及び視知覚障害がワードプロセッサの操作にどう影響するかを動作分析等を通して把握し、その知見をもとにワードプロセッサ本体及びキーボード部の試作の主な観点を以下の通りとした。(1)ファンクションキーは、手指を身体の正中線を越えて機能させることの困難さを考慮し、キーボードの両サイドに設置する。(2)下肢で操作する者がいる点を考慮し、キーボード用ケーブルを長くする。(3)様々な姿勢からでもディスプレイが見やすいように、その可変角度を大きくする。(4)キーを捜す手がかりを容易にするため、シフトキーとそれに対応するキーボタン上の文字の色を同一にする。(5)手指をキーボード上に乗せて操作できるようにするためのアタッチメントについては、相当な力が加わる点を考慮し、キーボード自体に固定できるはめ込み式とする。(6)文字キーの配列は、学校教育との関連を考慮し、五十音順及びアルファベット順とする。(7)カーソルの移動の速さを障害の程度に合わせられるように、2種類のシステム・エーティリティのフロッピーディスクを用意する。以上の観点に即して試作したワードプロセッサは、TOSWORD JW-1PHという。
2.指導プログラムの作成について
指導プログラム(トレーニング・マニュアル)は、初級(キー打ちの練習,平仮名・漢字等の打ち方の習得,編集機能-挿入等-の習得)と上級(編集機能・補助機能及びエーティリティ機能の習得等)で構成されており、それぞれのねらいに即した課題が用意され、1回の指導ごとに印刷を行うよう指示されている。

報告書

(3件)
  • 1986 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 笹本健: 教育と医学. 34巻8号. 89-91 (1986)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ken Sasamoto: "Development of a word processor and it's training manual for physically handicapped children." Kyouiku to igaku. Vol.34 No.8. 89-91 (1986)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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