研究概要 |
60年度の活動は、がん研究のデータベースとして、全米がん研究所が作成したCANCER LITERATURE(CANCERLT)とオランダのエルゼビア社が作成したEXCERPTA MEDICA(EM)とを購入し、これらを筑波大学学術情報処理センターのオンライン文献検索システUTOPIAに蓄積し、全国の研究者の利用に供するように条件整備に努めた。それとともに、昨年度より試験的に運用を開始した「がん特別研究班」の班長に対するSDIサービスの規模を拡大するとともに、SDIサービスを有効に、かつ省力化するためのシステムの開発を行った。また、サービス対象者に対するアンケート調査を行い、そのフィードバックを基にシステムの改良を行った。 〔SDIの受付期と申込者数〕 SDIサービスは、各研究班班長が自分の必要とするデータの検索する内容を予め登録しておき、検索対象とするデータベースが更新されUTOPIAに登録された度に、本研究班の協力者が検索を行い、検索された結果を印刷して登録者に配布するシステムである。 59年度において試験的運用を開始したが、60年度において以下のように受付を行い、サービスを実施した。検索を行った回数は、CANCERLTが18回、EMが33回である。 【I】期 (59年6〜7月) 18名 【II】期 (60年2〜3月) 22名 【III】期 (60年10〜12月) 14名 【IV】期 (61年2〜 ) 受付中 〔検索結果の出力件数〕 E M CANCERLT 検索結果の出力件数の1 59年度 13,229 6,079 回あたりの平均を求めると 60年度 37,828 22,813 EM,CANCERLTと 計 51,057 28,892 も約30件となる。 一人平均 約1,000 約535(件)
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