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発癌プロモーターとその抑制要因に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 60010063
研究種目

がん特別研究

配分区分補助金
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

伊東 信行  名古屋市立大学, 医, 教授 (00079956)

研究期間 (年度) 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
13,300千円 (直接経費: 13,300千円)
1985年度: 13,300千円 (直接経費: 13,300千円)
キーワードプロモーター / インヒビター / 抗酸化作用 / マーカー酵素 / 用量効果 / 脂質過酸化 / 乳癌 / 前立腺癌
研究概要

伊東は前立腺発癌にethinyl estradiolが、乳癌発生にBHAとethoxyquinがインヒビターとしての作用を示すことを見出した。一方BHAのプロモーション作用の用量効果やpepleomysinの腎、膀胱発癌のプロモーター作用を明らかにした。また、phenobarbital,sccharin,BHAのプロモーション作用量でも標的臓器のODC活性は上昇せず、皮膚と異なることを示した。石川は強い抗酸化作用をもつ尿酸のマウス皮膚発癌に対する作用を追究し、特記すべき影響をみなかった。垣添はdifluoromethyl ornithineが抗サッカリン作用を示すことを見出した。佐藤はGST-π(ヒト胎盤型)はヒト大腸、子宮頚部などの癌のマーカー酵素になりうる事を明らかにした。高橋はindomethacin,phenylbutazone及びmethionineが膵発癌でインヒビターとして作用することを、日浅はtrisodium nitrilotriacetate monohydrateが腎、膀胱発癌のプロモーター作用とその用量効果を見出した。また、甲状腺発癌プロモーターのphenobarbitalには性差及び用量効果があり、血中のT3及びT4の低下及びTSHの上昇が関与することを見出した。さらに、diaminoanisoleにも同様作用のあることを示した。藤木はTPA-type発癌プロモーターの作用を抑制するpenta-O-galloyl-β-D-glucoseを見出し、大澤はユーカリ葉から得られたellagic acid、茶葉カテキン類やゴマリグナン類などに強い脂質過酸化抑制効果のあることを明らかにした。小西は腎腫瘍の特異抗原を分画し5種類の異なる特異抗体を得、加登は細胞内レチノイド結合蛋白の組織・細胞内における動態を検討した。

報告書

(1件)
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Cancer Lett.27-3. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] CRC Crit.Rev.Tox.15-2. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Science. 231. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Proc.Natl.Acad.Sci. 82-12. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Carcinogenesis. 6-6. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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