研究課題/領域番号 |
60040020
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研究種目 |
エネルギー特別研究(エネルギー)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
木谷 収 東京大学, 農, 教授 (00024539)
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研究期間 (年度) |
1985
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研究課題ステータス |
完了 (1985年度)
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配分額 *注記 |
18,000千円 (直接経費: 18,000千円)
1985年度: 18,000千円 (直接経費: 18,000千円)
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キーワード | エネルギー / 生物資源 / 生物生産 / 農林水産業 / 省エネルギー / 代替エネルギー / 食料生産 |
研究概要 |
1.栽培・収穫システムにおける省エネルギー:不耕起栽培の実用化に関して、作物収量、投入エネルギー、土壌の物理性の変化などを青刈トウモロコシについて調べた。また、作業の消費エネルギーの測定を行い、33〜58%が作業負荷であり、それが走行速度とともに増大することを確かめた。 2.機械作業体系の最適化による省エネルギー:トラクタ利用モード分析装置を開発し、合計13点の機械作動状況を記録して負荷モードを分析するとともに、トラクタ走行軌跡記録装置によって最も少ないエネルギーで能率の上がる作業方式を求めた。 3.複ブレード耕うんによるエネルギーの低減:複ブレードによって、低エネルギーで耕うんできる機械の設計条件を求めるため、土壌槽において抵抗、土の変形、応力を測定し、油圧駆動複ブレード式モールドボードプラウを設計試作してその性能を調べた。 4.農用原動機の燃費特性と農作業負荷モードの適合化:農用エンジンの燃費向上を目指して、小型ディーゼル機関に無段変速機を付し、負荷側の要求するトルクと回転数を保持しながらマイクロコンピュータによって原動機回転数と変速比とを制御することを試みた。 5.畜舎システムの省エネルギー設計:自然換気と家畜の自己発熱を通じて省エネルギー的に畜舎環境を制御すること、またスラットフロワーによる糞尿の地下貯蔵と糞尿から得たメタンガスでエンジンを動かし、撹拌用の電力を得ることができた。 6.漁船の省エネルギー:プロペラ塗料について:プロペラに自己研磨型塗料を塗りフジツボ等の付着防止による燃料低減をはかる実船実験を行い、その表面の清液から省エネルギー効果を確認した。 7.農林水産関係エネルギー文献データベース:データベースの一層の充実と班内利用の促進をはかった。
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