研究課題/領域番号 |
60040024
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研究種目 |
エネルギー特別研究(エネルギー)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
高橋 正雄 横浜国立大学, 工, 教授 (80017863)
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研究期間 (年度) |
1985
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研究課題ステータス |
完了 (1985年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1985年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | 化学エネルギー / 熱化学サイクル / 水素 / 電気化学的エネルギー変換 / 燃料電池 / 電池による電力貯蔵 / メタノール燃料電池 / レドックスフロー型電池 / 工業電解 / 電極材料 |
研究概要 |
研究目的 将来のエネルギー源として重要な「核エネルギー」の有効利用を達成するために不可欠な(1)熱エネルギーの有効な運送・貯蔵の方法とエネルギー消費の最終形態として将来ますます比重が大となる(2)電気エネルギーの効率的な変換と貯蔵の方法として、熱および電気の両エネルギーを「化学エネルギー」として熱換するための「熱化学」および「電気化学」の両プロセスとそれらを実際に行うためのリアクターの開発、その具現化に必要な機能・装置材料の開発を行う。 研究成果「熱化学グループ」は「熱化学反応」3課題、「熱化学サイクルプラント」3課題、「熱化学反応装置材料」3課題、「エネルギー媒体」2課題について、それぞれ3ヶ年計画の第2年度として研究成果を挙げ目標を達成した。 「電気化学グループ」は「次世代燃料電池」6課題、「レドックスフロー型二次電池」3課題、「新型電池」3課題、「メタノール化学エネルギーの有効利用」4課題、「電気化学エネルギー材料・装置」4課題について、それぞれ3ヶ年計画の第2年度としての研究成果を挙げ目標を達成。 本研究班はこれらの研究推進にあたっての総括班として、3回の総括班会議(昭和60年8月1日、昭和60年9月26日、昭和61年2月1日)を開催し、研究全般の運営と総括・評価の責を果たした。 総括班、2計画研究(21課題)と公募研究10課題の各代表・分担・協力者など55名が昭和60年8月1日〜3日の2泊3日の合宿を行い「研究打合せ会」を行い、全員の連帯と協力の実を挙げた。 本研究班の本年度の研究成果は昭和60年度文部省科学研究費補助金「エネルギー特別研究(エネルギー)」化学的エネルギーの研究研究成果報告書(本文210ページ)として刊行、関係方面へ配布するとともに、昭和61年2月1日には東京において成果報告会を開催、161名(内訳 本研究班関係57名、班外 大学・官庁、企業関係104名)の参加をえて、成果の披露と討議を行った。 3ヶ年にわたる研究の第2年度としての研究目標は順調に達成され、明最終年度で研究はピークとなり総まとめができる見とおしとなった。
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