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醗酵によるバイオマスの有効エネルギー化の研究

研究課題

研究課題/領域番号 60040054
研究種目

エネルギー特別研究(エネルギー)

配分区分補助金
研究機関広島大学

研究代表者

福井 作蔵  広島大学, 工, 教授 (60013299)

研究期間 (年度) 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
19,000千円 (直接経費: 19,000千円)
1985年度: 19,000千円 (直接経費: 19,000千円)
キーワードセロビアーゼ / グルコアミラーゼ / セルラーゼ / 回分培養 / 無蒸煮アルコール醗酵 / メタン生産 / ヒドロゲナーゼ / ペンタン生成 / ヘミセルラーゼ / シャトルベクター
研究概要

1.Saccharomycopsis fibuligera分泌アミラーゼ類、分泌セロビアーゼの遺伝子をワローニングし、Saccharomyces cerevisiaeで発現させた(福井)。
2.キャッサバ生デン粉糖化用アミラーゼの生産には、イネモミガラ・生デン粉・米ヌカ・テレピン油のRhizopus麹が最適であることを明らかにした(谷)。
3.セルロース糖化に最適なブレンドセルラーゼ系を確立するため、各種アビセラーゼ,CMCアーゼおよびβ-グルコシダーゼを精製した。これらの混合組合せとセルロース糖化効率との相関を求めつつある(荒井)。
4.生甘藷磨砕物をAspergillus Saitoi酵素とメイセラーゼ混合系で95%まで崩壊させた(当山)。
5.凝集性・エタノール耐性の酵母S.cerevisiae AM12を用いて、廃糖蜜逐次添加・菌体再利用の繰返し回分培養法で、エタノール5.7kg/l/hの生産性を得た(田口)。
6.省エネルギー型アルコール発酵装置として、塔型醗酵槽を用い、生デン粉無蒸煮発酵において循還炭酸ガスからアルコールを回収すると生産性が1.57倍となった(藤尾)。
7.嫌気発酵によるソルベント・水素等の生産を調節するため、ヒドロゲナーゼ遺伝子のクローニングを行った(児玉)。
8.Methanobacterium thermoautotrophicumを用いて、水素と炭酸ガスからメタンを生産するために必要なイオウ源として【Na_2】Sが適していることを見出した(永井)。
9.Rhizopus japonicus等の加熱菌体によるペンタン・プロパンの生産にL-システインが必要なことを見出した(福田)。
10.メタン発酵の経済的評価を行い、脱離液処理コストが大なることを見出した(久保田)。
11.ヘミセルロースを生物エネルギー化するため、キシラン代謝系遺伝子のプロモーター構造の解析と評価を行った(岡田)。
12.S.cerevisiaeとKluyveromycesとの融合株として高温性アルコール酵母の育成を行った。ZymomonasとE.coliとのシャトルベクターの構築に成功した(外村)。

報告書

(1件)
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Agric.Biol.Chem.49. P.3511 (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] J.Ferm.Tech.63. P.545 (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Biotechnol.Bioeng.27. P.1270 (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Appl.Microbiol.Biotech.22. P.259 (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] J.Bacteriol.104. P.769 (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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