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エネルギーの有効利用を目的とする分離操作の開発

研究課題

研究課題/領域番号 60040072
研究種目

エネルギー特別研究(エネルギー)

配分区分補助金
研究機関早稲田大学

研究代表者

城塚 正  早稲田大学, 理工, 教授 (00063157)

研究期間 (年度) 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
15,500千円 (直接経費: 15,500千円)
1985年度: 15,500千円 (直接経費: 15,500千円)
キーワード平衡分離法 / 速度差分離法 / 相乗分離法 / 高圧晶析 / 化学抽出 / ガス吸収 / 液体膜 / 膜分離
研究概要

実験室規模での分離装置の特性と分離推進力の増大方法を明確にし、これらの分離操作の省エネ型化学プロセスへの適用性の検討を目的とし、以下の知見を得た。
1.微粒吸着剤分散イオン浮選複合法に関し、所要エネルギーの試算と運転費節減の方策を検討した。[城塚正(早大・理工)]
2.低エネルギー消費晶析分離操作について精製純度と操作圧力との関係及び過飽和圧力と一次核発生待ち時間との関係を明らかにした。[豊倉賢(早大・理工)]
3.化学抽出による省エネルギー化学プロセスに関し、多孔質中空糸による銅抽出への【2C_(18)】Δ【^9G】Eの適性と他方法との比較検討を行なった。[中塩文行(九大・工)]
4.キレート化合物を用いたガス成分分離法について、COSORB溶液の不均化反応実験とカルボニウムイオン安定性への反応性の依存性の検討を行なった。[只木〓力(東北大・工)]
5.液体膜を用いる分離操作の有効利用法に開し、銅抽出支持膜の劣化と新ラミネート膜の有効性を確認した。[藤縄勝彦(東北大・非水研)]
6.温度勾配を考慮した膜による分離技術について、膜前後に温度勾配がある場合の諸係数の算出と省エネ的有効性の検討を行なった。[平井英二(金沢大・工)]
7.膜分離による省エネルギー化学プロセスに開し、ガスの膜分離プロセスの評価法の総括的討論に参加した。[木村尚史(東大・生産研)]
また、公募研究として、以下の知見を得た。(O/W)/O乳化型液体膜による炭化水素混合物の分離に関し、塔型向流接触装置の試作を行い、回分系の多成分炭化水素の脱芳香族への適用性を検討した。水-アルコール系の膜分離に関し、膜透過の圧力依存性と温度依存性および超音波の影響について知見を得た。液々分散系物質移動操作への電場の応用として、分散相の運動挙動および連続相の混合状態に関する知見を得た。水-アルコール系混合ガスの分離に対し、無機多孔質薄膜の混合ガス分離機構と適用性に関し検討した。

報告書

(1件)
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] F.Chem.Eng.Japan. 18-4. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] 化学工学論文集. 11-2. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] 膜. 10-5. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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