研究課題/領域番号 |
60050014
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研究種目 |
エネルギー特別研究(核融合)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
石野 栞 東京大学, 工, 教授 (70010733)
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研究期間 (年度) |
1985
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研究課題ステータス |
完了 (1985年度)
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配分額 *注記 |
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1985年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | メタデータ / モデリング / データファイル変換 / パーソナルデータベース |
研究概要 |
【I】.専用入力システムを用いたデータ入力を継続した。入力したデータは、主に、炉設計に必要とされる照射下特性に関するデータのうち、1984年に発生したもの、及び、1985年に発生したものの一部である。また、これに加え、材料に関する標準的なデータ、元素の特性に関する基礎的なデータ、及び、ソースデータファイルから、マスターファイルへの変換のためのシステムの一部としても必要となる、単位系に関するデータを入力した。 【II】.情報流通の円滑化については、材料研究者による材料データシステムの利用促進を計るため、東京大学大型計算機センターの利用番号を公開するとともに、その利用法に関するマニュアルを作成・配布した。これとは別に、海外より本システムをアクセスするためのチャンネルを確立した。このようにして、利用者からのフィードバックを得ることにより、より一層、利用者の要望に沿った新しい材料データシステムの設計を行なう必要がある。また、パーソナルコンピュータ及び、そこで稼動するパーソナルデータベースシステムの普及・発達を考慮し、本データシステムと、パーソナルデータベースとの間のインターフェイスを確立することを目的として、データファイル変換・転送システムの開発を行なった。 【III】.材料のふるまいの予測手法に関しては、フェライト鋼の照射脆化を例にとり、データの量・質ともに比較的そろっている、低線量照射下における挙動の予測モデル導出を試みた。物理的モデルを考慮することにより、従来より適用範囲の広いモデルを導出することができたが、公表されたデータには、その記述がモデリングには不十分なものも含まれているため、実験との間のデータの流れをより直接的なものとする必要がある。また、このようにして生じたメタデータを管理する機能を持つデータシステムを開発する必要がある。
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