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多地域・多部門分析のための多目的総合統計データバンクの研究

研究課題

研究課題/領域番号 60101001
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関筑波大学

研究代表者

河野 博忠  筑波大学, 社工, 教授 (40017984)

研究期間 (年度) 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
1985年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
キーワード最適計画編成 / 地域間産業連関分析 / データ・ベース / 機会費用原理 / 線型計画法 / 地域内地域間財貨流動アクティヴィティ / 社会的便益 / 運送ネットワーク
研究概要

1. 研究の目的
本研究は最近発展しつつあるデータベース技術を実際に応用し、大量かつ多種類のデータの体系的体制を整え、同時に全国多地域系列モデル、多地域クロスセクション・モデルなどにつき、都道府県レベル、および主要都市レベルで実証分析を図る。最適化モデルについても理論とならんで、パイロットモデルの試算と各種のシミュレーションをおこなうこと
2. 研究実施内容
地域産業連関については、関東一円の都県についての 昭和55年地域間連関表を年間補間法、地域類推法等専門的推測法によるデータ整備を初年度に引き続きおこない、かつ政策科学的分析もおこなってきた。また、分析手法に対応したコンピュータ・プログラムも開発した。
都道府県データについては、国民経済計算の新SNA移行に対応しデータを整備するとともに経済の情報化、サービス化、人口の老齢化など新しい事態に対処しうるデータ体系を整備した。
また、地域分析は面的なひろがりにかかわるものであるため、データの入出力、分析結果の表示にも特殊な工夫をほどこした。さらに、既設の地域空間シミュレータ、グラフィック・レスポンス・アナライザーナどによる分析と地域データのグラフィック表示の拡充をおこなった。
次に、地域間連関表を主要な制約条件としての最適計画モデルの試算としては、17業種(このうち9業種が交通サービス)、10地域、6交通施設についての計画編成モデルとそれの計算アルゴリズムを開発し、各種のシミュレーションをおこなった。機会費用原理を基礎におき「どこにどれだけどの施設のどの区間に」という公共投資の課題が内生的に導出可能であるという点に社会的有意味性を有する。

報告書

(1件)
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 道路交通経済. No.19. (1982)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] 交通学研究. 通巻第27号. (1983)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] 日本経済政策学会編: "地域開発と経済政策" 勁草書房, (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] "総合交通体系の最適編成" 経済工学出版社, (1986)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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