研究課題/領域番号 |
60101004
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研究種目 |
特定研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
穂鷹 良介 筑波大学, 社工, 教授 (50114129)
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研究期間 (年度) |
1985
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研究課題ステータス |
完了 (1985年度)
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配分額 *注記 |
12,000千円 (直接経費: 12,000千円)
1985年度: 12,000千円 (直接経費: 12,000千円)
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キーワード | 統計データベース / データモデル / データベース / 統計データベース管理システム |
研究概要 |
本特定研究では58年度に確立した、統計データベースの設計法に基いて、59年度にその結果をデータベース上に実現する統計データベース管理システムを試作したが、それは筑波大学に設置された分散型データベースマシン、IBMシステム/38上のソフトウェア体系であった。 60年度は、本プロジェクトの成果が一大学ではなく、他大学でも利用可能であることを実証することにある。そのため、上記のシステムがIBMシステム/38以外のデータベース管理システムでも同様に構築可能であることを示すため、データベース管理システムとして大型計算機上で利用可能なADABASを選択し、まず筑波大学学術情報処理センタ上でそのことを示した。なお、システムの移植は、磁気テープに必要情報を全部作成しておき、大型計算機センタでは、その磁気テープに含まれているプログラムを起動するだけで統計データベース管理システムができ上る方式を採用した。 大型計算機上で動作するプログラム自身もIBMシステム/38を利用して作成したが、これは統計データベース管理システムの設置先に技術的な負担をかけないための配慮である。 筑波大学学術情報処理センタでADABASを利用しての統計データベース管理システムを設置した後、同じ実験を慶応大学計算センターでも行ない、我々のシステムが、別センタでも動作可能であることを確認した。 更に分散処理システム環境で統計データベースの実現を図るため、IBMシステム/38とMV/10000との間に回線を設置し、双方向のファイル転送の機能を開発し、実験した。 本研究の成果を分り易いマニュアルの形で整備することを計画し、各種マニュアルを完成した。
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