研究課題/領域番号 |
60101010
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研究種目 |
特定研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
三宅 一郎 同志社大学, 法, 教授 (60066157)
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研究期間 (年度) |
1985
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研究課題ステータス |
完了 (1985年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1985年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | サーベイデータ / コードブック / アンケート調査 |
研究概要 |
1.サーベイデータの蒐集とリストの作成 本研究開始以来、蒐集したデータのリストを、ローパーセンター所蔵日本関係データリストと、その他の政治意識調査リストとに二分して作成し、『同志社法学』第189号と同190号に掲載した。 2.ローパーセンター所蔵日本関係データの整理 同データは以下の二つの理由から、直ぐには利用できない。(1)コードブックに英語の手書のものがあり、判読不可能である。これについては、読売新聞社、共同通信社、NTVより、当時の資料をいただくことができ、その範囲内では一部を残して和文コードブックを復元できた。(2)ほとんどの調査データは当時のバイナリーコードで入力されており、大学の計算機ではそのまま読むことができない。バイナリーコードにも多様な形式がある。中央調査社の作成したデータで1971年以降のものは、「中調バイナリー」と我々が呼んでいる独特のコードで入力されているので、EBCDICに変換するプログラムを作成してデータ変換と行なった。3.コードブックの作成と印刷のコンピュータ化 本年度はJES調査と呼ばれている1983年6月の参議院通常選挙直後、12月の衆議院総選挙の前後の3回にわたる大規模な全国調査のコードブックを、ワープロで作成した。 4.蒐集したサーベイデータを用いる二次分析 二次分析の有効性を示しうる実証分析には、三宅一郎の「政党支持の分析」(創文社刊、1985)と「東京大学文学部社会心理学科大学院"飽戸ゼミ"データバンクの整備とその活用について(その1)」「同(その2)」がある。5.サーベイデータバンクに関するアンケート調査結果 中西尚道は1984年度末に、サーベイデータバンクに関するアンケート調査を、サーベイデータの生産者に対して行なった。その分析結果が、本年度4月に報告された。
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