研究概要 |
本研究は特定研究「超音波スペクトロスコピーとその物質工学への応用」の総括班として行われたものである。総括班として本年度は下記の活動を行った。 1. 3回の総括班会議及び班長会議を開催し、研究組織の編成、サブセンター建設その他各班の活動の調整、班会議、全体シンポジウム、公開シンポジウムの計画、その他特定研究全体の活動に関する事項を討議決定した。 2. 昭和61年2月5,6日,第3回全体シンポジウムを東北大学工学部において開催し、計画研究分担研究者及び公募研究者全員によって本年度の研究成果の発表討論が行われた。 3. 昭和61年2月7日,東北大学工学部において公開シンポジウムを開催し、7題目について講演討論を行った。これには特定研究に参加していない研究者(関連企業の研究者を含む)も多数参加し、活発な討論が行われた。 4. 本年度の研究成果は「昭和60年度特定研究・超音波スペクトロスコピーとその物質工学への応用-研究成果報告書」として印刷、特定研究の関係者のみならず関係方面に配布した。 5. 昨年度の研究成果の英文報告書を印刷、関係者に配布した。 6. 昭和61年度の各班の研究計画を調整し、本特定研究全体のとりまとめについて議論した。 7. 本年度は超音波顕微鏡と非破壊検査、光及び電子音響スペクトロスコピー、極低温超音波測定、強磁場超音波の測定の四つのサブセンター建設とその利用促進を進め、さらに高圧下超音波測定サブセンターの建設に着手した。 8. 超音波ニュースを6回発行し、国内外の超音波スペクトロスコピーに関する情報を関係研究者に配布した。
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