• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

RNAおよびタンパク質生合成におけるプロセシング

研究課題

研究課題/領域番号 60114003
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関名古屋大学

研究代表者

水島 昭二  名古屋大学, 農, 教授 (50013313)

研究期間 (年度) 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
18,000千円 (直接経費: 18,000千円)
1985年度: 18,000千円 (直接経費: 18,000千円)
キーワードプロセシング / リボソームRNA / スプライシング / キャップ合成酵素 / アイソザイム / シグナルペプチド / シグナルペプチダーゼ / カルパイン
研究概要

遺伝情報発現の初期反応におけるRNAおよびタンパク質のプロセシングに関して、以下の研究成果を挙げた。
1.村松はマウスリボソームRNA遺伝子の転写終結と終結後プロセシングの詳細について、in vivo,in vitro両系で解析した。転写終結部位は両系で同じ結果が得られたが、in vitro系では転写後プロセシングは見られなかった。
2.大島はHeLa細胞核抽出液を用いin vitroスプライシング系を作った。さらに同抽出液を3つの分画に分けたのち、スプライシング系の再構成に成功した。目下各因子の役割について解析している。
3.上代は酵母およびArtemia salinaからキャップ合成酵素を高度に精製し、酵母では異なる機能をもつ2種類のサブユニットからなるが、Arteriaではそれが一つのポリペプチド上にあることを明らかにした。また酵母の酵素の遺伝子構造についても解析した。
4.田中はラットピルビン酸キナーゼ【M_1】型【M_2】型アイソザイムのcDNAをクローン化し、両者の塩基配列の比較、発現過程におけるプロセシングについて解析した。
5.ヒト、ブタ、ラットペプシノーゲン、コウシプレプロキモシンのN末端シグナル配列の一次構造を再確認し、完全構造を確定した。ラットについてはプレペプシノーゲンの全一次構造を決定した。
6.大腸菌シグナルペプチダーゼの細胞質膜内における存在状態をモノクローナル抗体を用いて解析した。またシグナルペプチドペプチダーゼおよびその構造遺伝子の構造の詳細を明らかにした。
7.村地はカルパイン小サブユニットのcDNAをクローン化し、塩基配列を決定し、ペプチド解析の結果と照合して、全一次構造を明らがにした。N末にポリグリシン鎖、C末にカルモジュリン様構造をもつ2ドメイン分子であることを示した。

報告書

(1件)
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Nucleic Acids Res.13-10. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Eur.J.Biochem.(1986)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] J.Biochem.98-2. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Advances in Biophys.(1986)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Proc.Nat.Acad.Sci.USA. 82-18. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi