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有機炭素資源高度利用のための高選択性プロセスの開発

研究課題

研究課題/領域番号 60119001
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関東北大学

研究代表者

橋本 春吉  東北大学, 工, 教授 (60010758)

研究期間 (年度) 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
20,900千円 (直接経費: 20,900千円)
1985年度: 20,900千円 (直接経費: 20,900千円)
キーワード有機炭素資源 / 不斉合成 / 選択的触媒合成反応 / 触媒設計 / 新反応試剤
研究概要

1.不斉合成研究では、軸不斉ビアリールの高選択的不斉合成法の確立、軸不斉ビナフトール修飾新規キラル還元剤によるケトンの高選択的不斉還元反応の開発とプロスタグランジン合成への応用、光学活性炭酸アリルエステル誘導体における高効率の触媒的不斉移転反応の開発とその合成的応用、光学活性有機硫黄化合物を利用した有用合成中間物の選択的不斉合成法の確立とその利用、発酵パン酵母還元による多くの新規な不斉シントンの合成とその合成的応用、ニッケル錯体による糖のエピマー化反応の発見など多くの成果をあげた。
2.触媒反応の研究では、Pd(【II】)触媒によるオレフィンの位置選択的アセタール化、【Na_2】【WO_4】触媒による第二アミンからニトロンの合成などの新規酸化触媒反応の開発、末端アセチレンと共役ジエンの選択的線状二量化Ru錯体触媒の発見、Pd-C、ラネーニッケル粉末電極を用いた選択的電解触媒還元反応の開発、α-イソシアノカルボン酸エステルの新アリル化反応の開発とその合成的利用、前周期遷移金属錯体触媒によるイソプレン、1-アルキンの高選択的オリゴメリゼーション反応の開発、Co触媒によるオレフィンのシリルカルボニル化反応の発見と反応機構の解明など有用な選択的触媒合成反応が開発された。
3.触媒設計の研究では、メタノールをメチレン化源とする有用なビニル単量体の選択的新合成用酸化マグネシウム-遷移金属イオン触媒系の発見、高活性ヒドロホルミル化Co-Ru系二元触媒の開発、新規なケミカルヒートポンプシステムの考案とこの系への触媒機能と膜分離機能の複合化の試み、触媒反応設計を支援するシステム開発のためSTERICの向上と、EROICAの推算理論の拡大と実測値データベースの更新を行うなど触媒設計の面でユニークな進展がみられた。

報告書

(1件)
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] J.Chem.Soc.Jpn.59-1. (1986)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] J.Am.Chem.Soc.107-11. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Tetrahedron Lett.26. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] J.Chem.Soc.Chem.Commun.9. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] J.Chem.Soc.Chem.Commun.9. (1985)Rey.Chem.Intermed.

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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