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植物系有機炭素資源の化学修飾による機能開発

研究課題

研究課題/領域番号 60119004
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関東京工業大学

研究代表者

石川 延男  東京工業大学, 工, 教授 (80016279)

研究期間 (年度) 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
13,300千円 (直接経費: 13,300千円)
1985年度: 13,300千円 (直接経費: 13,300千円)
キーワード植物系有機炭素資源 / 化学修飾 / 機能開発
研究概要

1. 単糖、オリゴ糖類の化学修飾による生理活性機能の発現
単糖あるいはオリゴ糖の化学修飾は主として生理活性の発現のためにもつとも魅力的な研究分野であり、 この研究においても6名の研究分担者のうち3名がこの種の研究にたずさわっている。 すなわち三輪は糖アリルエーテルのラジカル環化反応、糖誘導体を利用したアセタールの不斉アルキル化反応、ならびにイリドイド配糖体の合成など、主として単糖類の合成原料としての利用を目的とする反応の開発を、小林は糖のフッ素による化学修飾の一環として4-トリフルオロメチル-2-トリメチルシロキシフランを合成ブロックとするアルドール反応さらにその生成物の分枝糖への変換を、石戸はヌクレオシド類水酸基の高位置選択的アシル化、アルコキシドを用いるリボヌクレオシド類アシラートの高位置選択的O-脱アシル化など、糖誘導体官能基の位置選択的保護と化学変換に関する研究をすすめている。
2. セルロースの化学修飾による機能性材料の開発
セルロース自身は植物資源として中心的存在であり、 その化学的な修飾によって新しい機能をもった材料を開発することは重要な研究テーマと考えられる。 飯島は化学修飾によって荷電基を導入したセルロース膜(カルボキシメチルセルロース等)の低分子電解質透過特性等について物理化学的な考察を行ない、石川はセルロースの物性の根本的な改質をめざしてセルロースジアセタートのペルフルオロカルボン酸によるエステル化物の物性を検討している。

報告書

(1件)
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 日本化学雑誌. 85-6. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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