• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

諸外国の初等中等教育におけるコンピュータに関する教育の実態及び我が国の教育の在り方についての調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 60129045
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関東京工業大学

研究代表者

坂元 昂  東京工業大学, 工学部, 教授 (00016338)

研究期間 (年度) 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
1985年度: 7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
キーワードコンピュータリテラシー / メディア教育 / 情報教育 / マイコン
研究概要

主要世界各国における、いわゆるコンピュータリテラシーの教育カリキュラムならびに、その実施の現状について調査研究を行った。研究者集団は、文部省中学校課におかれて、情報化社会に対応する初等中等教育の在り方に関する調査研究協力者会議のメンバーを中心として、ワーキンググループに若手の研究分担者と研究協力者の参画をえて組織された。その結果、世界各国がマイコンの学校教育への導入に熱心であること、アメリカ、カナダなどの州の中には、体系化されたコンピュータリテラシーやコンピュータアウェアネスの教育に関するカリキュラムを整備しているところがあること、フランス、イギリス、カナダのオンタリオ州、アルバータ州、サスカチワン州などのように政府が主導的にとりくんでいるところが目につくこと、東南アジア、中国、ソ連も、マイコンの普及はまだまだであるが、けんめいにとりくんでいること、イギリス、フランス、カナダのオンタリオ州などのように、独自の教育用マイコンを開発し、積極的に普及、はかっているところがあること、カナダ、アメリカ、イギリスなどでは、幼児教育からコンピュータをとり入れているところがあること、イギリス、アメリカ、カナダなどでLOGO、スプレッドシート、データベースなどのように、子供が自主的創造的に使えるソフトウェアを与えて学習させている場合の多いこと、先進国では、ハードウェアの普及だけでなくソフトウェアの開発流通に配慮が行き届いていること、コンピュータリテラシーやアウェアネスのカリキュラムを指導計画に組む場合、カナダのブリティッシュコロンビア、マントバなどのように、独立教科としてだけでなく、総合学習として扱ってもよいことをはっきりと規定しているところがあること、テレビやティーチャーセンターを利用して教師教育を行っている国が多いことなど様々な事象が明らかになった。成果は日本工学会で紹介される他、報告書にまとめる。

報告書

(1件)
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 日本教育工学会シンポジウム報告書. (1986)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi