• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

歯科矯正学症例教育エキスパートシステムの構成法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 60210001
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関東北大学

研究代表者

金森 吉成  東北大学, 歯, 講師 (20006266)

研究期間 (年度) 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1985年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードエキスパートシステム / マルチメディアデータベース / 症例教育 / 知識ベースシステム / 履歴データベース / CAD
研究概要

(1) 症例データベースの構築 症例教育では症例の類似に基づく類推が基本になっている。従って、様々な観点からの症例の類似性を具体的なデータによって説明する機能がシステムにとって必須である。それ故に、教育に役立つ症例をデータベースとして多く持つことがシステムの質を決めるものと考えられる。そこで、本年度は前年度に開発されたシステムを利用して、症例のデータベース化を実際に行なった。症例データは、記号、図形、画像のマルチメディアデータから構成されている。選定した39症例の頭蓋骨図形138枚を図形処理システム(CRIPS)を利用してデータベース化した。これらの症例のスライド写真、石膏模型写真の画像データ約5300枚を光ディスク上に記録した。治療計画を立案するCADシステム(CADOS)を使って、CADによる設計図のデータベース化も試みた。
(2) マルチメディアデータベースシステム(SORID)の機能拡充 光ディスクの購入に伴って、前年度に引き続きシステムの機能を拡充した。図形の特徴量を使って、図形に関する履歴を質問できるようにした。即ち、頭蓋骨図形の治療履歴による変化を比較する、あるいはCADによる設計図と治療結果の図形との比較をするなどの質問ができるようになった。また、画像データを光ディスクから検索できるようにした。
(3) SORID,CADOSと知識ベースシステムとの結合方式 特に、CADOSを使って治療計画を立案(設計)する際の問題に的を絞って検討した。CADによる設計に必要な知識とそれらの利用法、類似症例をSORIDから検索して設計を模倣する過程など実際的側面から問題を分析した。

報告書

(1件)
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 情報処理学会データベースシステム研究会. 46-2. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi