研究課題/領域番号 |
60210005
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研究種目 |
特定研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
佐伯 元司 東京工業大学, 工学部, 助手 (80162254)
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研究期間 (年度) |
1985
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研究課題ステータス |
完了 (1985年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1985年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | ガイドシステム / 仕様記述言語 / 自然言語 / 図表現 / 格パターン / 仕様の部品化 / 仕様の再利用 / 知識ベース |
研究概要 |
ソフトウェア発注者の漠然とした要求から、曖昧性のない形式的な仕様記述を得る過程をガイドするためのツール群の観点から研究し、以下のような成果を得た。 1.自然言語と図表現を用いた仕様記述言語の研究 記述性と読解性を向上させるために、構文の限定された自然言語(英語)と簡単な図表現とを混在させて使用することのできる形式的仕様記述言語を設計した。これらの記述はすべて論理式へと変換され、巌密な意味が割り当てられる。詳細化は、自然言語テキスト中に出現した問題固有の語や図表現中に出現した図要素の意味を、自然言語や図で同様に次々と記述していくことによって成される。 2.自然言語の格パターンに基づくガイドの方法の研究 仕様記述に使用する自然言語の構文を制限し、それをパターン化する。このパターンは、格構造をパターン化したもので、仕様記述者が自然言語の知識をもとに、パターンを検索し、スロットを単語でうめていくことによって、仕様記述がなされる。このような考えに基づき、パターンの作成・編集・検索、スロットの充てんを対話的に支援するガイドシステムをprologで作成し、評価を行なった。 3.自然言語風仕様記述における仕様の再利用方式の研究 誤りのない仕様記述するには、仕様を再利用することが有効な手段の1つである。本研究では、自然言語の単語を1つの仕様部品と見なし、部品化の手法や蓄積方法、さらにシリーラスや同意語といった自然言語の知識を利用した検索方法の研究を行なった。実際の仕様記述例から部品を抽出し、それらの部品を利用して、新しい問題の仕様を記述するといった実験を通して、本手法の有効性を評価した。
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