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推論手法の統合化と多元知識情報の取り扱いに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 60210017
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

田村 進一  大阪大学, 基礎工, 助教授 (30029540)

研究期間 (年度) 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1985年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード人工知能 / エキスパートシステム / 分散AI / メタ推論 / 画像処理 / 自然言語理解
研究概要

以下の各項につき研究を行なった。
1.混成型問題解決機PSA
各推論方法を統合的に扱い、状態に応じた推論を行なうためのメタ推論能力を持つ混成型問題解決機をPrologにより作成した。問題解決機は複数個存在し、各問題解決機との間はメッセージにより通信を行なう。PSAではルール指向、黒板モデル、オブジェクト指向、データ指向の4つの問題解決パラダイムを使用できる。これの応用として、セメントキルンのevent driven形制御、エキスパートビジョン、分散型AIの研究を行なった。
2.分散型人工知能システム
分散型AIは分散処理技法を人工知能の研究分野にとり入れたもので、高速性,信頼性,拡張性,モジュール性,コストなどの面で利点がある。本研究では複数ロボットシステムを別途開発中のマイコンネットワークAID-Net上にPSAを用いて実現し、与えられた問題の分割法,割当て法,通信方法などにつき、基礎的考察を行なった。
3.エキスパートビジョン
画像処理における色々な知識を汎用知織ベースシステムを用いて表現し、画像処理を行なう。本年度は低レベル処理、とくにしきい値決定のための知識をルールで表現し、芽底画像による回旋運動検出を目的とし、血管検出のためのしきい値決定を行なった。画像処理は言語C、知識ベースシステムはPrologにより記述し、各々別々のパソコンにインプレメントし、それらをリンクして実現した。
上記以外に「英文および日本語文補完・復元システムの作成と評価」および「建築物安全度診断エキスパートシステム」などについての研究を行なった。

報告書

(1件)
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 情報処理学会論文誌. 26-6. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] 情報処理学会論文誌. 27-1. (1986)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] 情報処理学会知識工学と人工知能研究会. 44-6. (1986)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] 情報処理学会知識工学と人工知能研究会. 42-8. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] 昭60年電気関係学会関西支部連大. S8-7. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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