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リモートセンシングに関する言語・音声・画像の総合的知識情報理解システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 60210021
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関九州大学

研究代表者

河口 英二  九州大学, 国立大(その他), 助教授 (90038000)

研究期間 (年度) 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1985年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード地形情報 / LANDSAT / リモートセンシング / 意味表現 / 軌跡式表現 / 音声認識 / SODP
研究概要

本年度は以下の各項目について研究を実施した。
1.日本語解析器のための地形用語に関する言語分析
(1)地形用語集を資料として、仮名漢字混り日本語文の依存構造解析のための構文規則の抽出と、単語の意味記述に必要な事物とその属性の抽出を行った。
(2)地形用語集から採集した40例文について人手による文章分析の結果、品詞は9種、語群形成規則5種、語群内依存規側として31種、語群間依存規則7種類を定めることができた。
(3)意味解析を行う際の意味表現として軌跡式表現を用いた結果、地理の世界における具体的な属性と、事物-属性の対応を定め、モデルを具体化できた。
2.音声認識について
(1)ピッチ同期分析の実験を行い、非同期式の認識法との比較実験を行ったところ、確実に認識率の向上が認められた。
(2)時間軸正規化の手法として垂直型SODPアルゴリズムを開発した。実験によりこの方式でSODPの近似段数nの増加に伴い、計算量の減少が確かめられた。
3.LANDSAT画像の解析に関する研究
(1)山間部の3次元的形状解析では凹凸の識別問題、尾根線及び谷線の検出実験を行った。熊本地方のデータを用いた例について良い結果が得られ、この解析法の妥当性が裏付けられた。
(2)地形情報の記述については、全体を点タイプ、線タイプ、面タイプの構成要素として把える方式を採用した。それぞれのタイプへの分類、及び各タイプ間の関係が具体的な例について表現を得ることができた。

報告書

(1件)
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 九州大学総合理工学研究科報告. 7-1. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] 昭和60年電気関係学会九州支部連大論文集. No.402. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] 昭和60年電気関係学会九州支部連大論文集. No.403. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] 昭和60年電気関係学会九州支部連大論文集. No.404. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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