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フォトクロミックおよびサーモクロミック特性を有する有機ケイ素化合物薄膜の研究

研究課題

研究課題/領域番号 60211002
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関東北大学

研究代表者

桜井 英樹  東北大学, 理, 教授 (70025873)

研究期間 (年度) 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1985年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワードテトラシリルエチレン / サーモクロミズム / フォトクロミズム / 有機ケイ素化合物 / シロール
研究概要

1. テトラキス(トリメチルシリル)エチレンおよびその誘導体 (【I】a)はシリル基間の立体障害のため、C=C二重結合回りに大きくねじれている。また(【I】a)は興味深いサーモクロミズムを示めすことが知れている。今回このようなテトラシリルエチレン類の一般的かつ実用的な合成法を見出した。これを基本としてテトラシリルエチレン単位を基本骨格とするポリマーの合成を検討している。一方、最もねじれた脂肪族エチレンである(【I】b)の1,2-位置異性体である(【II】)の合成に成功した。X線による構造解析の結果、そのねじれ角は49.6°で1,1-置換体とほぼ同様であることが示された。今後磁気的性質を含めてその物性を詳細に検討する予定である。
2. フォトクロミックな有機ケイ素化合物ジフェニルシロール(【III】)は可視光線によって可逆的[2+2]型2量化を行なうことおよびこれを分子内反応にデザインした(【IV】)ではその量子収率が100倍程度向上することを見出している。これをポリスチレンマトリックスとしてその光化学挙動を調べた結果、可視光に鋭敏に感光し、光情報記憶材料としての可能性が示された。

報告書

(1件)
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Chemistry Letters. 5. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Chemistry Letters. 7. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Tetrahedron Letters. 26-42. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Chemistry Letters. 10. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Chemistry Letters. 12. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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