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糖類を不斉源としパラジウム触媒を用いる生理活性物質の高選択的合成プロセスの開発

研究課題

研究課題/領域番号 60219010
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関東京工業大学

研究代表者

辻 二郎  東京工業大学, 工, 教授 (00016685)

研究期間 (年度) 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1985年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードパラジウム触媒 / 不斉環化反応 / エンオキシド / 炭酸アリルエステル / ビタミン【D_3】
研究概要

環化反応は複雑な骨格を合成するのに有効な手段である。特にパラジウム触媒による中性条件下での環化反応は、官能基選択性が高く、しかも温和な条件下で進行するので、分子内に不安定な官能基を持つ場合などに優れた方法となりうる。今回は本研究テーマの基礎研究として、光学活性なエンオキシドや炭酸アリルエステル類のPb触媒による不斉環化反応を検討した。
1.エンオキシドの不斉環化反応と1,25-【(OH)_2】-ビタミン【D_3】の合成
(図-1)に示す4種類のキラルなエンオキシド【1!〜】,【2!〜】,【3!〜】,【4!〜】を合成し、Pb触媒による環化反応を検討した。その結果、総ての系において高い位置、立体選択性が得られた。これらの結果を基にしてエンオキシド【4!〜】を、(式-2)に従ってステロイドCD環並びに側鎖を合成した。またA環部分【9!〜】はマニトールよりシアンヒドリン【8!〜】を導き、その分子内アルキル化反応より合成した。
2.炭酸アリルエステルの不斉環化反応
(図-4)に示す4種類のキラルな炭酸アリルエステル【(10)!〜】〜【(13)!〜】を合成し、Pb触媒による環化反応並びにπ-アリルパラジウム錯体のラセミ化機構について検討した。

報告書

(1件)
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Tetrahedron Lett.25-5921. (1984)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] 化学増刊. 3. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] 有機合成化学協会誌. 44-1. (1986)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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