• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

混晶半導体中の欠陥準位に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 60222021
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関東京工業大学

研究代表者

柊元 宏  東京工業大学, 工, 教授 (50013488)

研究期間 (年度) 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
9,600千円 (直接経費: 9,600千円)
1985年度: 9,600千円 (直接経費: 9,600千円)
キーワード混晶半導体 / 欠陥準位 / 不純物準位 / 静水圧
研究概要

山研究の目的は、種々の混晶系における欠陥準位を過渡容量分光法(DLTS)によって調べ、同時にそれによって混晶特有の原子配列の乱れを解明する新しい評価法を確立することにある。
本年度において得られた主な成果は次の通りである。
1.AlGaAs中の欠陥準位をDLTS法で調べ、ドナー(D)と未知の欠陥(X)の複合体よりなるとされていたDX中心のドナー種依存性を明らかにした。
2.AlGaAs混晶と静水圧下GaAsとにおける伝導帯構造の類似性に着目し、GaAsの静水圧下でのDLTS測定を行い、DX中心は従来考えられていた複合体ではなくドナー自身であること、特殊な伝導帯構造となるときにDX準位が形成されることが明らかにされた。
3.静水圧下でのGaAsの光伝導度の測定を行い、DX中心が浅いドナー準位と深い準位の二面的性格を示すのはその大きな格子緩和現象によることをみいだした。
4.上記2の結果に基づいて、他の混晶系においてもこの種の欠陥準位が存在する可能性があることを指摘した。
以上を要するに、静水圧下でのDLTS測定が、混晶中の欠陥物性を解明するための有効な手段となることがわかった。

報告書

(1件)
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Jpn.J.Appl.Phys.24-2. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Jpn.J.Appl.Phys.24-10. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Jpn.J.Appl.Phys.24-11. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi