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転写装置による転写シグナル識別機構

研究課題

研究課題/領域番号 60224010
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関国立遺伝学研究所

研究代表者

石浜 明  国立遺伝学研究所, その他, 教授 (80019869)

研究期間 (年度) 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1985年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード転写調節 / RNAポリメラーゼ / プロモーター / 酵素機能制御 / 大腸菌
研究概要

転写装置RNAポリメラーゼによる転写シグナル識別機構を解明するために、【◯!1】RNAポリメラーゼが識別するDNA構造と、【◯!2】転写シグナル識別に必要なRNAポリメラーゼ上の機能部位を解析し、次の結果を得た。
1.大腸菌各種遺伝子からプロモーター(転写開始信号)を含むDNA断片のコレクションを作成し、その混合物を同時に反応させて転写産物RNAを個別に定量する反応測定系を開発した。この混合転写系を用いて、プロモーターの強度順位を沢定し、その結果から、転写装置によって識別されるための、至適の素構造を解析し、推定した。
2.RNAポリメラーゼサブユニット遺伝子に変異をもつ大腸菌から純化した変異RNAポリメラーゼのなかに、プロモーター識別特異性が変化しているものを同定した。変異部位の分析結果から、プロモーター識別に関与する蛋白機能部位を、予備的に推定した。
3.転写因子との相互作用によって、正常Rnaポリメラーゼも、プロモーター識別特異性を変えることを実証した。例えば、ppGppとの相互作用では、緊縮制御をうける遺伝子のプロモーター識別能を失ない、 fMet-【tRNA(^Met_f)】と結合すれば、ある種のプロモーター識別能が昂進した。
4.シグマサブユニットを交換すると、プロモーター選択能が大きく変動することを、熱ショック適応時に作動する【σ^(32)】の純化標品を調製して実証した。

報告書

(1件)
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] Mol.Gen.Genet.201-1. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] J.Biol.Chem.260-11. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Nucleic.Acids Res.13-1. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Nucleic.Acids Res.13-21. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書
  • [文献書誌] Nucleic.Acids Res.13-24. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書

URL: 

公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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