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神経細胞に作用する接着性糖タンパク質の探索とその作用の解析

研究課題

研究課題/領域番号 60226001
研究種目

特定研究

配分区分補助金
研究機関筑波大学

研究代表者

林 正男  筑波大学, 生, 講師 (60110516)

研究期間 (年度) 1985
研究課題ステータス 完了 (1985年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1985年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード接着性タンパク質 / フィブロネクチン / ビトロネクチン / ヘパリン / ヒアルロネクチン
研究概要

本研究の採択により、第一の研究目的に【◯!1】新しい接着性糖タンパク質ビトロネクチンの探索とその作用の解析を設定した。また、【◯!2】材料を神経組織に限定し、そこから新しい接着性糖タンパク質を探索することを第二の研究目的とし、ヒアルロネクチン様タンパク質に的を絞った。
研究の方法として、【◯!1】ビトロネクチンはヒト血清より5つのカラムを使う方法で約一ヶ月かけて1mgを精製し、そのヘパリンへの結合をヘパリンセファロースカラムを用いて測定した。一方、ビトロネクチンのウサギポリクロン抗体も常法により作製した。【◯!2】神経組織中の新しい接着性糖タンパク質の探索は、何かモデルとなる方法はないものかと考え、結局、ヒアルロネクチンの調製法を参考にすることで行なった。材料はブタの大脳(新鮮、後に凍結しても問題ないことが判明)を用いて、酸抽出物を疎水性カラムを通すことで、ある程度の精製を行なった。
研究の結果、【◯!1】ビトロネクチンのヘパリン結合性はビトロネクチンの分子状態に依存することがわかった。また、ビトロネクチンの抗体が特異性の高いものであり、今後いろいろ応用していける状況になった。【◯!2】ブタ脳からのヒアルロネクチン様タンパク質の精製もある程度すすみ、抗体の調製ができ、特異性も申し分ないことが判明した。

報告書

(1件)
  • 1985 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] J.Biochem.98. (1985)

    • 関連する報告書
      1985 実績報告書

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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