研究課題/領域番号 |
60301042
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研究種目 |
総合研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 国立教育研究所 |
研究代表者 |
川野辺 敏 国立教研, その他, 研究員 (10000001)
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研究分担者 |
岩崎 正吾 日本音楽学校, 講師 (30203368)
関 啓子 一橋大学, 社会学部, 助教授 (20107155)
遠藤 忠 宇都宮大学, 教育学部, 助教授 (10104118)
小島 弘道 筑波大学, 教育学系, 助教授 (80030584)
三澤 正博 北海道教育大学, 教育学部・札幌分校, 教授 (00002436)
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研究期間 (年度) |
1985 – 1986
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研究課題ステータス |
完了 (1986年度)
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配分額 *注記 |
5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
1986年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1985年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
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キーワード | ソ連 / 教育改革 |
研究概要 |
1.ソ連は1984年4月に長期的展望に立った教育改革の導入にふみきり、現在「改革の基本方針」(「普通教育学校ならびに職業学校の改革の基本方針について」)に基づく改革を具体的に進めている。本研究は、今回の改革の理念・実態等を総合的に解明することを目指したものである。 2.このため初年度においては、改革決定後の動きを、主要論文あるいは諸決定などによって追うことにし、具体的には、改革直後(1984〜85年)の主要文献の翻訳、解説を中心に研究を進め、中間報告を作成した。 3.第2年次は、初年次の研究をさらに深めると同時に、研究分担各自の専門性と関心に基づき、今回の改革の性格・特徴を浮き彫りにする作業を行い、改革の意味を探ろうとした。この過程で、大学制度の改革についても検討する必要が生じ、この研究も並行して進めることにした。なおこの研究成果は、「ソ連の教育改革に関する総合的研究ー教育改革の理念・実態・課題ー」としてとりまとめた。 4.本研究により、今回の教育改革の目的、制度上の変革、内容・方法上の諸特質、改革実施上の問題点等を全般的に解明することができたが、改革は現在進行中であるため、さらに新たな資料を入手し、その後の行方を探る必要性も生じている。 5.なお、本研究で明らかになった主な点を列挙すれば次の通りである。(1)今回の改革は、戦後2度目の大改革であること、(2)後期中等教育段階での質的平等を求めるものであること、(3)個人の能力・適性を引き上げようとするものであること、(4)教育と労働をいっそう強く結びつけようとするものであること、(5)学校外活動を充実しようとするものであること、(6)地域社会の学校への参加を促すものであること。以上。
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