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ロシア・ソビエトの文学・思想と日本文化の相互交流に関する史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 60301066
研究種目

総合研究(A)

配分区分補助金
研究分野 その他外国語・外国文学
研究機関早稲田大学

研究代表者

安井 亮平  早稲田大, 文学部, 教授 (90063635)

研究分担者 中村 健之介  北海道大学, 言語文化部, 助教授 (10000613)
栗生沢 猛夫  小樽商科大学, 商学部, 教授 (40111190)
左近 毅  大阪市立大学, 人文学部, 教授 (50042586)
中村 喜和  一橋大学, 社会学部, 教授 (40012356)
笠間 啓治  早稲田大学, 理工学部, 教授 (20063448)
研究期間 (年度) 1985 – 1986
研究課題ステータス 完了 (1986年度)
配分額 *注記
5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
1986年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1985年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
キーワードロシア / スラブ / 日本とロシア / 日本とスラブ / 日露文化交流
研究概要

日本とロシア、日本とソビエト、さらには日本とスラブ諸国との文化的交渉を総合的に系統づけることを目指して、17名(中、1名死亡)の研究員がそれぞれの関心に即して役割分担した。その研究成果は、報告書『共同研究 日本とロシア』に一応の結実をみた。
秋月俊幸は、江戸時代の日本人のロシア観について、左近毅と沢田和彦は第一世代のロシア研究者、嵯峨寿安および志賀親明とロシアとの交渉を発掘した。ニコライ大主教とその教え子について、中村健之介と長縄光男が、ロシア・ナロードニキの日本観について渡辺雅司と佐々木照央が調査した。中村喜和はウラル・カザークの日本のイメージにつき、安井亮平は現代ソ連の日本学者の日本のイメージを解明した。さらに、桧山真一は日露戦時の福知山捕虜収容所について、堀内徳明と亀山郁夫は共同して20世紀はじめのロシアでの女優花子の活躍について新事実を発掘した。また、笠間啓治によってゾルゲがソ連国内の事情から新しくとらえられた。長与進は、スロバキア詩人コラールの詩における東洋のモチーフについて論証し、栗生沢猛夫はユーラシア主義の成立とその原理を解明した。
以上の論説を通じて、日本と隣国ロシア、さらにはスラブ諸国との深く多面的な交渉の姿がかなり浮び上ってきたものと、自負するものである。今後さらに研究を進展させたいものと一同念じている。

報告書

(1件)
  • 1986 研究成果報告書概要
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 安井亮平編: "共同研究 日本とロシア" 194 (1987)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Ryohei YASUI, ed.: R. YASUI (Waseda Univ., School of Lit., Tokyo). Japan and Russia., 194 (1987)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1986 研究成果報告書概要

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公開日: 1987-03-31   更新日: 2016-04-21  

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